SAVE JAPAN プロジェクト 2021-2022

レポート

「風の丘の森林整備体験 ~人といきものを育む林を育てよう~」

2021年10月24日(日)実施
  • 森林
  • 里山

レポート

第1弾の舞台としてNPO環~WAが地域の皆さんと整備している「風の丘」。希少種なども育む生態系が存在する里山の魅力を体感し、環境課題について理解を深めることができました。風の丘には、果樹エリアや様々な樹木が育っています。その一つに東京の明治神宮の鎮守林から生まれたドングリを近くの保育園の子どもたちが大切に育て植樹されたそうです。植樹をするだけでなく、季節を通して整備をすることの大切さを学ぶことができました。
参加者からは、「暗い森林が整備する事で明るく里山が喜んでくれているイメージになって、とてもやりがいを感じた」など参加された方が学びながら、楽しみながら森林整備をすることができました

当日のスケジュール

9:15~9:30   集合

9:30~9:45   移動開始

9:45~10:00   開会式

10:00~11:30  森林整備作業

11:30~12:00  後片付け、移動

12:00~     解散(希望者のみ、しもはじ埴輪キャンプ場の林間サイトでお弁当)

※    新型コロナウイルス感染予防のため、参加者同士距離を取りながら昼食。お弁当持参可。

実施内容

NPO環~WA「風の丘」の森林整備


今回の活動は、「再生多層林の育林作業」。
生物多様性保全をテーマに再生した保全林「風の丘」は、2013年、壊滅状態だった山林の篠竹や葛を駆除し、山道を敷設、2016年春に植樹したそうです。

この場所は、日当たりと風抜けが良く、樹木を侵食する植物(特に葛)の成長スピードも速く、年3回(春・夏・秋)の下草刈りと蔓性の植物駆除が不可欠だそうです。

▲開会式の様子

開会式後に代表の大和さんから、作業方法について丁寧にレクチャーを受けます。

足元には、土が見えないほどの草木が。太陽を浴びて、元気に成長していることがよく分かります。

早速、手分けして作業開始。足元に気を付けながら、少しずつ進めていきます。

蔓は、いろいろなところに伸びている為、声を掛け合い、確認しながら作業します。

▲次第にコミュニケーションが生まれてきました

林の中に日が差し始めてきました。あともう少し!

成長を妨げる枝をノコギリで丁寧に切り落とします。

近隣の高校に通う学生たちも参加していました。地域の皆さんと交流ができるのも魅力の一つですね。

樹木粉砕機の使い方を教わりながら、作業を進めていきます。

伐採した草木などを一か所にまとめてます。短時間でしたが、たくさん集まりました。

残り時間あとわずか、まとめた草木を樹木粉砕機まで運びます。

森林整備が終了!皆さん、お疲れさまでした。
整備前は、蔓や草木が生い茂る場所でしたが、



整備後は、日差しがたっぷり入り込む素敵な丘へと生まれ変わりました。

作業後には、集合写真を。かかわらず素敵な笑顔をいただきました!

集合写真後には、「風の丘」の頂上へ。

代表の大和さんから「風の丘」についてお話を伺いました。
頂上の果樹エリアはもちろん、さまざまな樹木が生きています。植樹した木の中には、枯れてしまうものもあるそうです。

▲枯れてしまったリンゴの木

植樹をするだけでなく、育林することの大切さについて深く学ぶことができました。
季節を通して「風の丘」を整備しながら、大切に大切にこの場所を守り育てています。

イベント後には、希望者でお弁当を食べて交流をしました。

メインは、
・大根おろしハンバーグ
・甘めの味付けのつくね団子
・キノコの炊き込みご飯

副菜には、
・切干大根
・だし巻き卵 
・焼き鮭 などなど

どれも絶品!!自然の中で食べるお弁当は最高でした。

今回のイベントを通して、森林整備・保全することの大切さに気づくことができ、
温暖化による環境問題について、改めて意識する機会となりました。

自然に入り、体を動かすことで心身ともにリフレッシュできました。
お疲れ様でした。ご参加いただき、ありがとうございました。

レポート動画はこちら

このイベントで得られたこと

・マンパワー
・広報。当団体独自の告知ではアクセスできない方々へも保全活動情報が拡散された。

参加者の声

  • 里山の保全について(なにが危険なのか)知ることができた。(10代)
  • 暗い森林が整備する事で明るく里山が喜んでくれているイメージになって、とてもやりがいがありました。森を整備する事で地球環境に貢献できる事の幸せ感がありました。
  • 初めて参加したのですが、環境問題で、木などでも色々なことが知れて楽しかったです。(30代)
  • みんなで作業する事によって荒れた山林がきれいになり満足しました。楽しく作業をする事ができました。ありがとうございました。(60代)
  • 森林に太陽が届く取り組みの必要性を感じた。大変な作業だが、関わることにより、今、地球がおかれている危機的な状況がわかった。説明も良かった。

イベント実施結果

参加者数
16
アンケート回答数
14
参加者満足度
100%
実施してよかった点
・例年は二日がかりとなる作業(再生している森を育てるために不可欠な秋の下草刈りと蔦駆除)を一日で完了できた。
・地産地消やフードロスに取組む当団体のカフェ事業とも連携できた。
・茨城NPOセンター・コモンズ及び関連団体とのネットワークができ、各団体から多様なバックグラウンドを持つ方々と交流し他の団体が取り組む課題を知ったことで、当団体としてそれらの課題に協力できることがないかと考えるようになった。
実施して苦労した点
・良いことばかりで、苦労した点はありません。
特に寄付が活きたと感じた点
・終わりのない森の保全整備にかかる機材費、破損した機材の修理費、燃料費に加え、ボランティアでは手に負えない作業の専門業者への委託費など。
・広報
・食事代の助成によって参加者が増えた。