茗荷の収穫と蝶が舞う里山づくり(食草の現状観察)
レポート
JR小松駅から20分程のところに今回の開催場所、小松市上麦口町があります。
今回は1回目のイベント
「みょうがの植え付けと蝶が舞う里山づくり(食草植え付け)」時に植え付けた
蝶の食草3種類(ウマノスズクサ・カンアオイ・フジバカマ)の現状と蝶の飛来について、また同時に植えた茗荷の生育状況の関して観察と収穫をおこないました。
当日のスケジュール
8:30 受付開始
9:00 集合 挨拶
蝶の食草の観察
茗荷の収穫
11:30 作業終了 集合場所へ戻る
12:00 アンケート、昼食弁当
13:00 終了実施内容
3回目のイベントとなったこの日は、非常に良い天気に30名の方にお集まりいただきました。
会場となる里山へ皆さんでむかいます
最初は3月のイベントで植えた食草です。
「フジバカマ」3種類の中で一番元気です。
植えている場所は、時間帯によっては日光が入りにくい場所もありましたが、猛暑で逆に丁度良い程度の日照になったのか、一番元気に育っています
「ウマノスズクサ」
日当たりは非常によいものの、50株植えたうちあまり元気がないものもあり7割・8割程度の生育かなと思いますが、元気なものは元気に伸びています
他の草と見分けがつかない場合があり草刈り時に苦労があったり。。。
「カンアオイ」
場所が日当たりが悪く、植えたときはそこまで悪くないとおもったところが、実は…夏場は日当たりはあまりよくないという事が、やってみてわかる。。。ということになってしまい、場所的には難しい場所という事がわかったということで…。
食草はそれぞれ生育していましたが、この日は観察にかんしては、特に飛来もなく、観察もおこないましたが、特に成果なく。。。でした。
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茗荷のところに関しては、植えたところは猿の被害にあってしまい収穫ができませんでした
茗荷の植付を行った場所の隣接地で自生している茗荷を収穫した
このイベントで得られたこと
・3月のイベントで植えた蝶の食草・茗荷を実際に植えた方に再度来訪してらい自然・里山を身近に感じてもらえた。
・自然の中で数カ月の変化を感じ、植えた植物(食草やみょうが)が思うように育たなかったり、季節の移ろいを感じたりと改めて人間の社会の生活と自然との共存の必要性を感じてもらえた。
・イベントを通じて、これまで上麦口町を通過していた小松市民の方、市外の方に存在を知ってもらうことができた。
参加者の声
- すごく素晴らしい企画で、色んな人が参加してとてもいい自然と人との交流のきっかけでした。(20代)
- 実際に山に入って体験したことで、自然と共生することの大切さ等改めて感じることができて良かったです。(20代)
- 子供が初めてミョウガを採り、楽しんでいて良かった(40代)
- ・おおきなかえるがいたのがびっくりしました(小1)
イベント実施結果
- 参加者数
- 30人
- アンケート回答数
- 30人
- 参加者満足度
- 83%
- 実施してよかった点
今回は、最初のイベントの結果が出ることを期待した。蝶の飛来がなく、あまり大きな成果が出なかった部分もあったが、1回目に来ていただいた方が多く再訪してくださり、つながりを感じられた点がよかった。- 実施して苦労した点
小松市の中山間地で交通の便がよい(国道360号線沿い)上麦口町は通過点になることが多く、里山に寄る、足を止めるきっかけづくりが出来ればというのが、もともとの考え方である。蝶の飛来は期待していたが思うような成果が得られなかった。
茗荷も猿の被害にあい、イベントとしては物足りないものになるかとも思われたが、地元の協力で自生している茗荷の収穫をプログラムに追加することで、参加者の満足度を上げることができたと考えている。- 特に寄付が活きたと感じた点
- 前回同様、SNSによる有料広告を新たな試みとして活用でき、これまで上麦口町を知らなかった方にもこの取り組みを通じ情報を届けることができて、参加してもらえた点。
メディア掲載
- 主催・共催
・主催:茗荷の里ままくち
・共催:NPO法人こまつNPOセンター
- 協力・後援等
・協力:小松市上麦口町
・協力:(一財)こまつ里山SDGs倶楽部
・協力:認定NPO法人日本NPOセンター
- 協賛
- 損害保険ジャパン株式会社