SAVE JAPAN プロジェクト 2021-2022

レポート

アユモドキを守ろう! 田植え体験

2023年06月10日(土)実施

レポート

岡山と亀岡の2か所のみに生息するアユモドキは、その生息環境に稲作が大きくかかわっています。
今回は、自然との共生について考えてほしいと田植え体験を実施しました。

当日のスケジュール

09:00 開会挨拶
     アユモドキと稲作の関わりを説明
09:30 田植え開始
11:10 田植え終了
     感想の共有
11:30 終了

実施内容

初めに、開会に先立って亀岡市よりご挨拶がありました。
その後、アユモドキと稲作との関係について、亀岡人と自然のネットワークの仲田さんより解説がありました。



田植えを行う際の注意事項について、農事組合法人ほず代表理事の酒井さんよりお話がありました。




いざ、田んぼに入って田植え開始です!



あっという間に一列植えてしまう子、田んぼに入るまでは怖がっていてもいざ入ったら楽しそうに田植えをする子、カエルやヤゴを見つけて喜ぶ子、お子さんと一緒に田植えをする保護者の方など、誰もが楽しそうに田植えをしていました。







1時間ほどで田植えが完了しました。
終了後は特別の許可を得て調査したアユモドキを見てもらいました。



また、専門家からアユモドキの生態や守るために大切なことをお話しいただきました。



子どもたちからは「アユモドキのひげはどうしてあるの?」といった質問がありました。
また、「どろどろが気持ちよかった」「楽しかった」といった感想も聞くことができました。

田植え終了後参加してくれた子どもたちにはアユモドキの飴細工をプレゼントしました。

このイベントで得られたこと

1時間半ほどで田んぼ1枚の田植えを行いました。
合間には、ジャンボタニシやヌマガエル、ヤゴといった生き物も観察できました。

参加者の声

  • アユモドキは、いがいと大きくて田うえもたのしかったです。
  • アユモドキをはじめてみてたのしかった。
  • アユモドキという生き物がいるのは知っていたが、詳しくは知らなかったので、良い勉強になりました。
  • それぞれの専門の方からお話しも聞け、子供達ものびのび田植えさせてもらえ良かったです。
  • あゆもどきの希少性がよくわかりました。あゆもどきを守る事が水田を作る事お米を食べることにつながる事に発見が有りました。

イベント実施結果

参加者数
小学生以下:22名 合計:約50名
参加者満足度
92%
実施してよかった点
子どもたちがのびのびと田植えを楽しんでくれました。
実施して苦労した点

当日の天候をずっと気にしていましたが曇り空で良かったです。

特に寄付が活きたと感じた点
子どもたちにアユモドキの飴細工をプレゼントできて、子どもたちが喜んでいました。

メディア掲載

京都新聞丹波版(2023年6月11日 発行)
Z-TV「Oh!撮って出し」(2023年6月28日~7月4日 放送)

主催・共催
NPO法人亀岡人と自然のネットワーク
NPO法人きょうとNPOセンター
協力・後援等
亀岡市
亀岡市保津地域アユモドキ保全協議会
認定NPO法人 日本NPOセンター
協賛
損害保険ジャパン株式会社