茗荷の収穫と蝶が舞う里山づくり
レポート
JR小松駅から20分程のところにある小松市上麦口町。
今年で3年目を迎えたこの場所での取組み、
地域の里山に蝶が舞う里山をめざし蝶の食草の植え付け、さらに茗荷の植え付けを行い、地域の方が里山に入るきっかけづくりを行い、生態系を守る取り組みです。
今回は2025年1回目のイベント「茗荷の植え付けと蝶が舞う里山づくり」。
蝶の食草(フジバカマ:約100株)と茗荷の植え付け(約100株)を行いました。
フジバカマは昨年から場所を移し、人も見に来やすい場所となっています。
3年分のフジバカマが、蝶の飛来を待ちます。今年1年、生育を見守ってまいります。
当日のスケジュール
★当日タイムスケジュール
08:30 受付開始
09:00 集合挨拶
現地へ移動
蝶の食草の植え付け、茗荷の植え付け
自生する和ハーブの観察
11:30 作業終了
12:00 アンケート、昼食弁当
13:00 終了
実施内容
この日は37名の方にご参加いただき、スタッフを加えた総勢44名で活動を行いました。
最初に上麦口町公民館で、茗荷の里ままくち、こまつNPOセンター、損保ジャパンの方の挨拶のあと、活動についての説明を15分程度させていただきました。
その後記念撮影後に徒歩で移動し、現場へ
今年植える蝶の食草はフジバカマ
昨年から場所を移し、人も見に来やすい場所となっています。
旅する蝶アサギマダラが「今年こそ来てほしい」という願いを込めて、100株のフジバカマを植えました。
そしてみょうがも植え付けました。

このイベントで得られたこと
・以前は身近に居た蝶が里山に戻ってもらうための取り組みを知り学ぶことができました。
・参加者に里山に足を踏み入れてもらい、自然が身近な存在であることを思い出してもらえました。
・これまで上麦口町を通過していた小松市民の方、市外の方に存在を知ってもらうことができました。
参加者の声
- 森林を大切にしていき、地域を守る取組みがすばらしかった(40代)
- 野草(和ハーブ)に関する知識が増えたと思います。植物の気持ちになって考えると、そこになぜ生えているかや色の意味がわかるというのが当たり前のことだけど興味深かった(30代)
- 人間は自然(山)と共存するのが理想‼なるべく近づいた生活がしたい(60代)
- 植物にはいろんな効果、効能があることを知り、勉強になった(50代)
- 息子達が植物の説明に耳をかたむけ、植物に関心を持つ姿が良かったです。今後茗荷が成長した所を見せたいです(40代)
イベント実施結果
- 参加者数
- 37
- アンケート回答数
- 34
- 参加者満足度
- 88%
- 実施してよかった点
昨年同様、茗荷の里ままくちと(特)こまつNPOセンターと、さらに蝶のことにアドバイスをいただいた(一財)こまつ里山SDGs倶楽部さん、3団体での連携をとる形となりました、調整にしながら取り組んだ点です
- 特に寄付が活きたと感じた点
SNSによる有料広告を活用でき、これまで上麦口町を知らなかった方にもこの取り組みを通じ情報を届けることができ、参加してもらえました。
- 主催・共催
・主催:茗荷の里ままくち
・共催:NPO法人こまつNPOセンター- 協力・後援等
・協力:小松市上麦口町
・協力:(一財)こまつ里山SDGs倶楽部
・協力:認定NPO法人日本NPOセンター- 協賛
- 損害保険ジャパン株式会社