[秋田]冒険の鍵クーン 100年後のブナの森を自分達で作ろう

日本で一番大きなキツツキ クマゲラの棲む森を"知ろう""作ろう"

■実施日

平成24年7月28日(土)
7:30遊学舎発~15:30解散

■動画



■当日の大まかなスケジュール

遊学舎に集合、開催地へバスで向かい。現地到着ののち挨拶。
鳥獣保護センターでこれから見るもの・出会うものの説明、原生林の中を途中ところどころ止まってクマやクマゲラの他、動物の痕跡、植生について説明を受け、桃洞の滝周辺で昼食。帰ってきたのちに再び鳥獣保護センターで模型などを使い振り返りを行った。
場所を変えて伐採されたところが100年後ブナの森に戻れるように植樹を行った。


■写真


【散策の途中、時々立ち止まり説明を受ける様子】


【現物を手にとっての説明を、興味深く見つめています】


【倒れたブナに新たな植物が育ち、次の命につながっているとの説明】


【クマの爪あとのある説明板の前で、熊の手の剥製】


【絶滅危惧種のクマゲラが朽ちたブナに住み着くアリを食べた跡の穴】


【70年台にブナが伐採されたままの草原に、クマやクマゲラが再び住めるよう植樹】

【植樹した木に、名札をつけます】

【植樹を終えてみんなで記念撮影】

■プログラムを実施して

参加人数 17名 アンケート回答数 11件 平均満足度98%


■参加者の感想

・滝がダイナミックで感動した 苗木を植えて 親子でうれしくなった(30代女性)
・子ども達が時間の経過とともに森になじんで生き生きしていく様子が印象に残った(40代女性)
・林の中を歩くのがこんなに楽しいと知ったこと(40代女性)
・様々な野草を知ったことと、植樹が楽しかった(50代男性)
・自然のことが分かって嬉しかった(小5)


■プログラムを実施して苦労した点

参加者が伸び悩んだ点。夏休み中は土日こそ親子でレジャーをしたいという考えの人が多く、参加を呼びかけても既に他の予定があるとの返答が多かった。

大人、子どもそれぞれ自然を捉える目線が異なるので、普段は大人と子どもを分け、それぞれの捉え方で体験を行っていますが、今回は分離できない事情が有り、異なる目線の焦点を合わせるのに難儀した。


■プログラムを実施してよかった点

参加費無料としたため、これまで環境活動の経験が無い方でも気軽に参加できたこと、そういった人達が秋田の自然に興味を持ち始めてくれたと思う。

県民でも秋田県内の他町村の事は知らないで過ごしているが、気軽に参加できる事業実施により「県内にもこんな所があったんだ~、良い所だね、楽しかった」ドップリと大自然に浸り、満喫いただけ、親子で自然について話し合っていただけるチャンスを作ることが出来た。


■特に寄付が活きたと感じた点

移動手段の不安を解消できた
バスを参加者の負担なく手配できたところが大きいと感じた。

専門スタッフを伴うことが出来た

自分達だけでは見るだけの散策からネイチャーガイドと共に自然の中に入る事で、周囲の木々を5感で捉え、第6感も働かせる探検に変化させられた、又自然の成り立ちを知ってから見る森の中は不思議だらけ、ストーリー性を持ってドキドキワクワク感を合わせて伝えることが出来た。

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