[秋田]冒険の鍵クーン 100年後のブナの森を自分達で作ろう

秋田の身近な自然 希少な野生生物が棲む奥森吉

■実施日

平成25年1月19日(土)
10:00遊学舎発~12:30解散

 


■当日の大まかなスケジュール
アイスブレークとして言葉遊び(さわやか、あざやかなど“やか”が付く言葉をいくつあげられるか)を行い、奥森吉の森と希少生物についてのお話として、ブナとはどんな木なのか、ブナの森にはどのような貴重な動物が棲んでいるのかを実物大のぬいぐるみ、模型、クマの手の剥製を触るなどして感じたのち、休憩を挟んでクラフト作成を行った。クラフトを作りながら素材となった秋田杉の間伐材についてのお話しをしつつ、飲み物とお菓子をいただき、最後には完成した作品を手に記念撮影をした。

■写真

森吉の森とそこに棲む生物の説明からはじめました

 

スギの種。松ぼっくりのようなものの中に入ってます

 

これから作るクラフトの説明

 

どんな仕組みになっているのか、どういうふうに作ればいいのか、少し難しいかも?

 

ある法則に沿って、数字を書きます。まずは鉛筆で下書き。

 

油性ペンで数字を入れていきます。間違えても紙やすりで削って修正可能だけど、ちょっと大変かも。

 

記念撮影

 

■定点カメラでの当日の様子

前半

 

後半



■プログラムを実施して

参加人数 29名 アンケート回答数 18件 平均満足度  98%


■参加者の感想
こんなに楽しいものづくりが子どもと出来ていい思い出となりました。ありがとうございました。(30代女性)
木のカレンダー作りが楽しかったです。間伐材を使う意義(生物多様性のため)がよく理解できました。(40代女性)
楽しかった。何かを作りながら自然のものにふれることは身につきやすくていいと思う。(40代女性)
木のぬくもりに癒されました。楽しかったです。(女性)
小さな子供でも取り組める活動で良かったです。(30代女性)
間伐材を使ってこのようなステキなものが作れること、一生使えるカレンダーをつくれた事。先生のお話、秋田杉の種をはじめて見れたこと。(30代女性)
森吉の動物の話が面白かったです。(くまげら、あおげら、あかげら、ツキノワグマ)(40代女性)
自然のことについてすらすら説明できることが素晴らしいなと感じました。(40代女性)
杉材にこだわった材料で香りもよく癒されました。(30代女性)
年配の方との交流(30代女性)
森をよく知っている方からの案内はとても興味深くてためになったし、楽しかった。(女性)
森吉のことをきいて、森吉や動物のことをもっと知りたいと思いました。そのために環境を大切にする心をもつことは、大人の義務だと思います。(40代女性)

 


■イベントを実施して苦労した点
クラフトの素材の調達が難儀であった。秋田産のものを使うこと、エコに配慮するため間伐材にすること、素材の加工がなかなか指示どおりにならなかったが、無事組み立て可能なものになった。

 

 

■イベントを実施してよかった点
何かを作る・作り出すことは年齢を問わず誰にでも満足感が得られるものだと再認識した。
作成したクラフトのカレンダーはいつまでも使えるため、カレンダーを見るたびに奥森吉に思いを馳せることができると思う。

 


■特に寄付が活きたと感じた点
クラフトの材料費が軽減できたため、兄弟を連れての参加のしやすさにもつながり、森とそこに住む生物についての理解を広げられたと思う。

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