活動内容

曽我谷川周辺地域の多様な生態系とそれをとりまく文化や歴史にも触れるウォークラリーを実施します。曽我谷川は、亀岡市の自然100選にも選ばれた豊かな水辺を有する川です。また全国でも岡山とここ亀岡の2つの水系でしか生息が確認されていない国の天然記念物「アユモドキ」が生息する水系です。アユモドキは、手つかずの自然に生息するのではなく、人の生産活動に伴う水田地帯で暮らす魚です。その保護には魚個体の保護ではなく、アユモドキが住む環境保全が必要です。そうした貴重な生き物が生息する地域の生態系をまるごと体験します。

■一言アピール

ウォークラリーのコースでは、自然はもちろん、地域のさまざまな歴史や文化にも触れることができます。人の営みとともにある自然の姿を感じてください。　

■実施団体名

特定非営利活動法人 亀岡人と自然のネットワーク(http://www.ayumodoki.net/)

特定非営利活動法人 きょうとNPOセンター(http://www.npo-net.or.jp/center/)

特定非営利活動法人 亀岡人と自然のネットワーク

京都府亀岡市を拠点とし、口丹波地域の歴史、伝統、文化、地誌、野生生物、人の営みを含めた生態環境等に理解を深めるための調査・研究・啓発等の事業を行い、希少種を中心とする人と自然の調和・共生に寄与することを目的とした団体です。平成16年にアユモドキが国内希少野生植物の指定をうけることに向けてアユモドキの保全活動も開始しました。
アユモドキの保全活動では、地元住民とともに渇水期における救出活動、密漁の防止パトロールほか、生息環境・生態的特性を把握するための調査など、専門的な角度からの継続的な取組とともに、観察会などでアユモドキ等を中心とする希少種の保全の意識の向上のための啓発活動も行っています。

■協働団体名

特定非営利活動法人 きょうとNPOセンター　

京都のよりよい市民社会の実現に向けて、市民セクターの自立的発展を支援することにとどまらず、市民一人ひとりの自主性と自立性を尊重した連携・協力のもと、事業型の活動を展開しています。「京都イニシアティブ　統治から協治へのソーシャル・イノベーション」というビジョンを掲げ、NPO・行政・大学・企業等の多様な主体の「つなぎ役」として、また社会変革や公共の担い手それぞれの可能性と成長を支える「ひきだし役」として、新しい社会づくりを目指しています。

■活動時期

10月〜11月ごろ

■問い合わせ先

●プログラムの内容や参加申込み
特定非営利活動法人 亀岡人と自然のネットワーク
担当者：上田
Email: info＠ayumodoki.net

●プロジェクトの趣旨
特定非営利活動法人 きょうとNPOセンター　　　
Tel. 075-744-0944　Fax. 075-744-0945
担当者：内田
Email: office＠npo-net.or.jp