[京都]亀岡人と自然のネットワーク アユモドキの生息地で生態系をまるごと体験。

そがたに川たんけん隊 ~アユモドキが住む川を歩こう~

■プログラム実施日:2012年11月4日(日) 集合9時30分~解散14時 30分

 

 

当日の大まかなスケジュール 
アユモドキが住む曽我谷川とその周辺を専門のネイチャーガイドから説明を受けながら親子で散策
アユモドキ保全活動地でアユモドキのお話を聞き、地元の協力を得て豚汁とおにぎりを頂き、小休
午後は、教室でアユモドキを中心としたやさしいお魚教室(生態学)を研究者から学び、その後、参加者全員でアユモドキクイズに挑戦。25問の難問にトライ

・・・・なんと5名の方が100点満点(すご~い)

 

  

曽我谷川探検隊集合写真 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水辺の野鳥観察(カワセミだ)

 

 

アユモドキカムバック大作戦

  

昆虫の説明をする中学生生き物学者 

 

 

プログラムを実施して

・参加人数:85名(スタッフ含む) アンケート回答者:22名  
・参加された方の満足度(割合):満足度 88.4 %

 

 

参加者の感想

・いろんないきものがいてたのしかった(6歳)

・昆虫をいろいろおしえてもらったことがたのしかった(10歳)

・亀岡にとても貴重な生物がいるということをしった(30代女性)

・実際にあるいてアユモドキの生息地を見たり、生き物について考えたことが印象にのこった。

・資料やパンやクイズなど楽しめる工夫がたくさんあってこどもと一緒に楽しめました。また地域の方の手作りのおにぎりや豚汁もおいしく頂き、自然をまもることはそこに住む人達と一緒に取り組む活動なんだと実感しました。それができる亀岡はすばらしいまちですね(30代 女性)。    

 

 

プログラムを実施して苦労した点 
・この時期は、地元でもたくさんのイベントがあり、当初より参加人数がやや少なかった。

しかし、安全管理面から考えると3班に分かれて各班20名程度の参加があり問題はなかった。

結果的に内容の充実した話やガイドが出来て好評であった。

・参加する子ども達を小学校中高学年をイメージしていたが、実際には未就学児の参加もあり4kmのコースが小さな子には少々長い距離でした。

    

 

プログラムを実施してよかった点 
・亀岡では、初めての試みであり、子ども達のいきいきとした姿と歓声があふれ、保護者からも大変楽しく自然環境保全の勉強にもなり、親子の絆(対話)が深まったと嬉しい反響がありました。

頭で考え理解するよりも、現場で体験・体感することが出来て多くのことが伝えられたと思います。

・地元の方も見慣れた風景のなかに、素晴らしい自然が残っていることを実感してくださったこと。

 

 

 

特に、寄付が活きたなーと感じた点 

・日本に2カ所しかいない天然記念物(国際保護動物)のアユモドキの保全につながる事業に少しでも協力出来た点。

・ 当日参加者に配布したパンフレットは、そがたに川周辺のいきものを一部ではあるが紹介したものである。実施団体では、日頃、活動のなかで、そがたに川周辺の生き物ハンドブックを作りたいと思っており、今回の寄付で作成費を出すことができ、はじめて作成した。今後の活動にも活用することができるものとなった。

・ 今後は、自然も含め地域の歴史や文化も含めて語ることが出来るネイチャーガイドの育成に取り組む予定であるが、今回事業はその第一歩でもあり、今後の活動に向けた協力関係の構築等を行うことができた。

 

 

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