[三重]大杉谷自然学校 鳥羽の海岸と藻場を守ろう
鳥羽の海岸と藻場を守ろう!第3回 海岸のゴミ拾い
■当日の大まかなスケジュール
海の博物館ホールにて海に浮遊するプラスチックゴミ問題についてのビデオを10分程見ました。その後、アマモ場のある浜辺へ歩いて移動し、ゴミの分別についての説明を聞きました。また可燃ゴミと不燃ゴミに分けて、浜辺に落ちているゴミを拾いました。45リットルの袋、約50袋分になり、発砲スチロールゴミが多く見られました。浜辺で昼食後、アマモ場の生き物を網で捕まえて観察もしました。午後からも時間ぎりぎりまでゴミ拾いをし、拾ったゴミを軽トラックで博物館まで運び、最後は、参加者の感想を聞き終了しました。
オリエンテーション | 浜辺へ移動 | ゴミの拾い方を説明 | ||
ゴミ拾いスタート! | 一生懸命ゴミ拾い | 細かなゴミも拾います | ||
拾ったゴミは分別します | 最後にみんなで記念撮影 | 生きもの観察も楽しみました |
■プログラムを実施して
参加人数:38名 アンケート回答者:34名
・参加された方の満足度(割合):満足度 87 %
■参加者の感想
・ 捨てられているゴミがどうなってしまうのか、DVDを見てからゴミ拾いに入ったので、より意識して活動できたと思う。1時間アッという間でまだまだたくさんゴミが残っていたのが心残りです
・ ゴミに対する意識を高めることができた
・ 1人のできることは限られています。1人でも多くの人が同じ気持ちになって取り組むことが大切だと思います
・ 鳥羽からゴミが消えるといいです。ゴミ拾い続けて欲しいです
・ 分解されないゴミの多さ、拾っても拾っても流れてくることなどより多くの人々が環境保全へ取り組む必要性を痛感しました
・ 細かなゴミが沢山あった。石油製品はとても生活に役立っているが、結果として自然界を汚してしまっている
・ 参加者の方全員一生懸命活動に取り組んでいけたこと。そんな方々の姿を見て自分も参加して良かったなぁ、この活動の一員になれてよかったなぁと思いました
・ DVDを見て、世界中の海に浮遊するものからプラスチックが環境に与える影響を知り、恐ろしくなると共に今後何かの形で環境問題に取り組んでいきたいと考えました
・ 少しでも全国の海がきれいになっていくように願っています。自分でも取り組めることはやり、地球を守っていきたい
■プログラムを実施して苦労した点
・ 海での活動ということで、潮の満ち引き、当日の天候に大きく左右されるため予備日を設けて実施することが困難だったこと。
・ 長期間広報をしているが、直前の申し込みが多く、参加者数が読めなかったこと。
■プログラムを実施してよかった点
・ 参加された方がゴミについての理解を深め、より多くの人が同じような意識を持つことの大切さを実感していただいたこと。
・ 今回参加いただいたことで、ゴミや環境の変化に目を向け、自発的に活動されるきっかけとなったこと。
■特に、寄付が活きたなーと感じた点
・ 海に詳しい学芸員を講師に迎えることができました。また、隣接する博物館へ入場してもらうことで海の環境について理解を深めてもらうことができました。