[奈良]生駒高山里山クラブ(生駒高山の宝ものをさがそう会) オオタカ!3つの「ゆ」-ゆめ・ゆとり・ゆうきープラン
「オオタカ」!3つの「ゆ」-ゆめ・ゆとり・ゆうきープラン《高山里山ハイキング編》
■プログラム実施日
2012年10月27日(土)
■参加者数
参加者25名(内、スタッフ4名)
■当日の大まかなスケジュール
10:00 始まりのあいさつ
今日のスケジュールと、SAVE JAPANプロジェクトの趣旨について説明しました。
参加者の中で、SAVE JAPANプロジェクトの取り組みについて、既にご存じの方もおられました。
10:10 生駒高山とオオタカについて(お話)
生駒市高山地区の歴史について、地元の鳥博士である鳥博士の与名先生にお話を伺いました。
高山は、昔「鷹山」と呼ばれていたこともあり、オオタカが昔から生息する地域だったそうです。
そのオオタカを守るために、私たちにできる事について教わりました。
10:30 高山里山ハイキング
生駒市高山竹林園や、高山の里山を散策しながら、途中で出会う色々な鳥を観察しました。
オオタカに出会えるかドキドキワクワクしながら、双眼鏡片手にハイキングをおこないました。
12:00 昼食
歴史ある古民家の庭園で、お昼ごはんを食べました。
昼食後は、オオタカを探したり、とても美しい日本庭園を散策したり、
休憩したり、皆さん思い思いに過ごしていました。
13:00 高山里山ハイキング(続き)
再び、竹林園へ向けて出発。
途中で、餌を獲りに出てきたオオタカを発見!皆、大興奮でした。
(松の木の上にとまっているのですが、見えますか?)
14:30 振りかえり
竹林園に到着し、今日の感想などをみんなで共有しました。
また、与名先生が撮影されたオオタカの映像を見たり、珍しい鳥の羽根を見せていただきました。
■プログラムを実施しての所感
無事に好天に恵まれ、めったに観察できない「オオタカ」が、まるで私たちの願いを聞き入るかのように、近くの大木にとまってくれました。私たちも含め、参加者も皆とても感激しました。
■参加者の様子
【参加者の振りかえりより】
・一言で表すなら「大自然」そのものが私にとって「宝もの」になりました。鷹やカラスやメジロなどの鳥類、バッタやチョウなどの昆虫類、そして川や草花や竹林など、今日観たすべてが私にとって、すごく新鮮でかけがえのないものでした。(大学生/男性)
・オオタカを観れたことと、身近にこのような自然の生態系があることに感動しました。また、子どもたちや親、地域の人々、留学生など皆で同じ取り組みをして共有できたことが宝ものです。」 (介護職員/男性)
■プログラムを実施して苦労した点
ただ単に自然とのふれあいだけでなく、なぜ今「オオタカ」なのかを子どももふくめ、市民の人たちに理解してもらうことが苦労しました。鳥博士の与名さんからミミズを守ることがオオタカを守ることにつながる話を分かりやすくしてもらうことで、少しずつ理解してもらうことができ、苦労が報われました。
■プログラムを実施して良かった点
大勢の老若男女が一つの場に集まり、自然と触れ合うことによって、お互いが知り合い、仲間が増えたことです。また、留学生が多く参加してくれたことで、国際色豊かな交流ができたこと、そして、地球的な環境保全は、足元が大切であることを、皆でかみしめることができたことは、大変良かったです。
■今回の寄付が役立ったと思う点
鳥博士を招聘することができ、プロの目から見た自然の生態系のすばらしさを学び直すことができました。