[奈良]里山の山野草を守る会 山野草の生育している現場環境で遊ぶ・体験する・学ぶ
第1回目『山野草の里で遊ぶ!学ぶ!体験する!』
■プログラム実施日
2012年7月29日(日)
■参加者数
参加者79名(内、スタッフ15名)
■当日の大まかなスケジュール
10:00 はじまりの会
一日のスケジュールや山野草の里の事について説明しました。
10:20 竹工作と山野草散策
2グループに分かれて、竹工作と山野草散策を交代でおこないました。
竹工作では、昼食のそうめん流し用の器とお箸を作りました。
竹を切って、削って、磨いて・・・完成したら、名前と好きなイラストを描いて・・・
自分だけの竹食器の出来上がり♪
兄弟で力を合わせて竹を割る光景も☆
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山野草散策では、珍しい木や草花、虫を観察しながら、森の中を歩きました。
大きなヤマユリが見事に咲いていて、まるで皆さんをお出迎えをしてくれているみたいでした。
12:00 そうめん流し(昼食)
竹で作った、団体お手製のそうめん流し機(?)で、三輪素麺のそうめん流しを堪能。
井戸水で、さらさらと流れる素麺を上手にお箸でキャッチしながら、楽しく昼食タイム。
12:40 お話タイム
ボランティアの方から、山野草の里版『赤ずきんちゃん』のお話。
そうめん流しに誘ってもらえなかったオオカミが、拗ねて、
赤ずきんちゃんとおばあちゃんを食べちゃった!!
さあ、この後どうなる?!
ハラハラドキドキのお話タイムでした。
13:00 子ども探検基地とビオトープ遊び
ここでも2グループに分かれて、子ども探検基地とビオトープで遊びました。
子ども探検基地では、
木のブランコや、竹すべり、展望台など、手作りの遊具で遊んだり、
クワガタ虫を捕まえたりしました。
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ビオトープでは、網を片手に、ビオトープ池に住む生き物を捕まえて観察しました。
大きなトノサマガエルにもビックリ☆
そのほか、ゲンゴロウの幼虫や、ミズカマキリなど、珍しい生き物もいました。
15:10 おわりの会
一日の体験を振り返りながらアンケートに記入。
最後に、みんなで記念写真を撮って終了☆
■プログラムを実施しての所感
平常の活動(草刈りや、希少生物の調査・保護などの里山の保全活動)とは異なる内容だったので、企画・準備が大変でしたが、メンバーの協力により、予定した内容は100%消化することが出来ました。
プログラム的にタイトだったので、もう少しゆとりを持たせられたらと思いました。
■参加者の様子
子どもだけでなく、大人もそれぞれのプログラム全てに大いに楽しんでおられる様子がうかがえました。
また、猛暑の中での活動でしたが、病人や怪我人も出なくてホッとしました。
■プログラムを実施して苦労した点
団体の性質上、準備の作業を、メンバー全員でおこなう事が難しく、メンバー間のコミュニケーションに不安があったことと、特定班に負担をかけざるを得なかったことが気がかりでした。
■プログラムを実施して良かった点
貴重な山野草、虫、水生昆虫の観察や子ども探検基地での遊びそれぞれに、子どもの笑顔と活力がみなぎっていました。
竹で作ったのマイカップや箸を使ってのそうめん流しは大人気で、準備に苦労しましたが、やって良かったと思いました。
■今回の寄付が役立ったと思う点
そうめん流しの費用や、バス代、工作に使う工具代などに充てる事ができ、参加者の負担無く実施できました。
※次回は、11月11日(日)に開催します。プログラム内容も秋バージョンのものを企画中☆
今回、ご参加頂けなかった方は、ぜひお申し込み下さい。