[島根]大田の自然を守る会 島根県中央部における生物多様性と希少種を守ろう!
ユウスゲを植えて三瓶の草原景観を復元しよう!
■プログラム実施日
2012年10月21日(日) 9:00~12:00
■当日の大まかなスケジュール
オキナグサ、ユウスゲ、ムラサキセンブリなど、近年減少を続けている三瓶山や大田市の希少野生植物や生物などを学びながら、200株のゆうすげの苗を植栽し、その他の自生種が増えやすいように草刈を実施しました。
1年を通じ、季節ごとに保護植栽活動を続けています。今回植栽したゆうすげの苗は、現地でタネを採集し、育てたものです。参加者は、苗がどのように育っていくか想いを馳せながら植栽していました。
【植栽の様子】 | 【植栽後のユウスゲ】 |
【記念撮影】 |
■プログラムを実施して
・参加人数:46名 アンケート回答者:28名
・参加された方の満足度(割合):満足度 92 %
■参加者の感想
・守り保つことは人々の努力の裏付けがあることを知った。普段はその恩恵に浸っているだけで、今回は守っている人々の思いを知ることができた。
・三瓶の自然保護のため、スタッフの1人1人が一生懸命されていることに感心した。
・親子で参加しました。苗植えは初めてでしたが、どんなふうに育つのか楽しみ。
・三瓶の美しい自然の中でその自然を守る作業ができたことは有意義だった。
・大きな事は小さいことの積み重ねでしかないので、これからも協力したい。
■プログラムを実施して苦労した点
・当日、駅伝大会が西ノ原で開催された関係で両方に参加している人が多数いたため参加者の把握が困難だったこと。
■プログラムを実施してよかった点
・毎年オキナ草やユウスゲ等三瓶の自生植物をその種類ごと500株以上植栽しているが、その多くが盗まれている事実を参加者の皆さんに知っていただいたこと。
■特に、寄付が活きたなーと感じた点
・会員数も多くないため、会費が少なく、苗を育てるための資材や草刈り機等が不足していたが、この寄附のおかげで来年は今年よりも多くの苗を植えることができそうです。来年はより多くの参加者を募りこの活動の輪を広げたいと思います。