[島根]大田の自然を守る会 島根県中央部における生物多様性と希少種を守ろう!
三瓶山地区における桜(ソメイヨシノ)の適正管理と自生種桜(エドヒガン)への樹種転換活動
■プログラム実施日
2012年11月25日(日) 9:00~12:00
■当日の大まかなスケジュール
参加者集合後、自生種(エドヒガン、山桜)とソメイヨシノの違い等、桜についての勉強会を実施しました。昭和40年代に西の原地域に植栽された桜(ソメイヨシノ)が、近年テングス病に罹患し、景観を著しく阻害しています。ソメイヨシノは園芸品種で寿命が短く、病気に弱いため、自生種のエドヒガンへの樹種転換を図り、三瓶山を本来の姿に再生することが今回の活動の目的です。
勉強会の後、高所作業車によるテングス病の除去を実施、切除した部分に薬を塗って、軽トラックで切除した枝を廃棄所まで運搬しました。その後エドヒガンを植栽し、イベントは終了しました。
【植栽後の桜】 | 【作業風景】 | 【記念撮影】 |
■プログラムを実施して
・参加人数:73名 アンケート回答者28名
・参加された方の満足度 94%
■参加者の感想
・テングス病の現物を観察できてよかった。
・今後継続しなければならないと思う気持ちと自然と共存することの重要性。
・天候が良かったこともあり気持ちよく作業できた。
・素晴らしい三瓶になることを願い、皆さんと協力できたら良いと思う。
・皆さんの取組を初めて知った。地道な活動に感銘を受けた。
■プログラムを実施して
・参加人数:73名 アンケート回答者28名
・参加された方の満足度 94%
■プログラムを実施して苦労した点
・桜の本数が多かったため、テングス病に罹患された枝が思っていたよりも相当多く、軽トラックで20往復以上かかり、時間が押してしまったこと。
■プログラムを実施してよかった点
・今回多くの参加者の方が来年必ずユウスゲも桜も見に来ます。また来年も参加しますと言っていただいたこと。
■特に、寄付が活きたなーと感じた点
・普段は脚立等ほとんど手の届くところしかできなかったが、今回の寄付のおかげで普段できない高所を治療できたこと。