SAVE JAPAN プロジェクト 2013

福島 猪苗代・磐梯地域の里山を考える会

里山で生き物マップを作ろう!

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活動レポート

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活動内容

日本の原風景である里山は、人が自然と共生する中で作り出された環境です。近年はライフスタイルが変化したことにより里山は利用されなくなり、イモリやホトケドジョウ、ゲンゴロウなど、かつては身近にいた様々な生き物が絶滅の危機に瀕しています。また、里山を取り巻く状況が変化したことで、人と自然のバランスが崩れ、里山周辺では野生動物による農作物被害などの問題も発生しています。

福島県の磐梯山、猪苗代湖周辺は観光スポットとして知られていますが、現在は自然との共生をテーマに活動が進められています。中でも皇族の別邸だった猪苗代町の天鏡閣周辺は、地域の人たちの手によって管理が続けられ、かつての里山の姿が今も残っています。

その里山に暮らす『生き物マップ作り』をお手伝いしてもらえませんか?現在も残っている里山の生物を調べることは、自然との関わりを学ぶことでもあり、また今後の里山再生に向けた活動の貴重なデータになります。2012年から2013年にかけて、四季を通して生き物マップの作成を行い、地元自治体や地域の住民団体にみんなで作ったマップと生き物リストを提出します。地域が一体となった里山再生事業につなげていきます。
2014年以降は、実際に磐梯山や猪苗代湖周辺の荒れた里山を復活させる作業に取り組んでいきたいと考えています。

かつて、里山に暮らしていたたくさんの生き物たちが暮らせる、里山を目指して!

一言アピール

磐梯山、猪苗代湖周辺に今も残る里山の生き物マップを作って、里山復活に役立てよう!!

実施団体名

猪苗代・磐梯地域の里山を守る会(仮称)

特定非営利活動法人うつくしまNPOネットワーク

団体概要

実施団体

猪苗代・磐梯地域の里山を守る会(仮称)
農家を中心にした地元住民と獣害対策を行っている団体で組織。野生動物との共生や農作物の加工品作りを進め、里山保全に取り組んでいます。
おーでらすは主に福島県の会津地域を拠点として、獣害対策を兼ねた地域振興に取り組んでいる団体です。

 

事務局:有限責任事業組合おーでらす (代表:今野万里子)

おーでらすは主に福島県の会津地域を拠点として、獣害対策を兼ねた地域振興に取り組んでいる団体です。

協働団体

特定非営利活動法人うつくしまNPOネットワーク 
福島県全域をエリアに活動する中間支援組織です。幅広い分野で地域の各種団体とともに、市民自らが考え行動してゆく活力ある社会づくりに取り組んでいます。

活動時期

平成25年3月(冬)・5月(春)・7月(夏)・9月(秋)

季節 概要(予定)
5月(春)両生類 春先、雪解け後に田んぼに集まってくるイモリやカエルなど、田んぼの環境に適応して暮らす生き物たちを探します。センサーカメラも設置します。見つけた生き物をまとめて、春の生き物マップを作ります。
7月(夏)トンボ類 水辺に集まってくるたくさんのトンボたち。ため池、田んぼ、小川、それぞれの場所でどんなトンボが、どれくらいいるかな?環境によって違うトンボの種類も覚えられるし、夏休みの宿題にもできちゃいます。見つけた生き物をまとめて夏の生き物マップを作ります。
9月(秋)哺乳類 どんぐり山で生き物探し。動物たちが残した跡を探して里山の動物たちがどんな暮らしをしているか見てみよう。センサーカメラも設置します。見つけた生き物をまとめて、生き物マップを作ります。一年の集大成のマップが出来上がります。

お問合せ先

●プログラムの内容やプログラム参加申込みについて
事務局:有限責任事業組合おーでらす

福島県耶麻郡磐梯町大字更科字権現森45
TEL&FAX 0242-73-3071  
担当者:今野
E-mail:ohderasu@gmail.com

●プロジェクトの趣旨について 
特定非営利活動法人うつくしまNPOネットワーク

福島県郡山市小原田2-19-19
TEL 024-953-6092  FAX 024‐953‐6093  
担当者:成澤
E-mail:uketsuke@utsukushima-npo.jp