SAVE JAPAN プロジェクト 2013

宮城 蒲生を守る会

震災後、よみがえりつつある蒲生干潟と貴重な生き物を観察しよう

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活動レポート

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活動内容

震災後、よみがえりつつある干潟とそれを支える貴重な生き物を観察しよう。
かつて「生命の宝庫」といわれた蒲生干潟は、大地震と大津波の直撃で壊滅的なダメージを受けました。しかし、砂浜や干潟の地形は驚くほどの速さで復活し、生態系も回復の兆しを見せています。今回は、干潟生態系を支える小さな生き物たちの姿や行動を観察し、その数や種類を実際に調査してみます。「市民が行う干潟調査マニュアル」にしたがって行うので、誰でも簡単かつ安全に調査することができます。「ハマガニ」、「アカテガニ」、「フトヘナタリ」、「ハママツナ」といった絶滅の危機に瀕する貴重な生き物もいくつか見られるはずです。

2回目は、蒲生干潟より南の海岸をまわります。津波被害を免れた松林、津波の直撃を受けながらも再生しつつある海岸林が点在しています。また、新たに湿地帯となった場所も見られます。多くの動植物の生存を支え、希少生物の棲家にもなっている、これらの自然の大切さとこれからの「海岸の再生」を考えるフィールド体験を開催します。

一言アピール

干潟生態系は少しずつ、再生への道のりを歩んでいます。その歩みはゆっくりと、着実に進んでいます。生き物調査によって、その息吹を感じてみませんか。泥の中の小さな生き物たちがみなさんを歓迎してくれるはずです。

実施団体名

蒲生を守る会
特定非営利活動法人杜の伝言板ゆるる

団体概要

実施団体

蒲生を守る会
「生命の宝庫 蒲生干潟」を開発の脅威から守るため、1970年に発足した自然保護団体です。これまで数多くの自然観察会や鳥類調査などを行ってきました。震災後も調査活動を継続し、干潟生態系の復元過程や絶滅の危機に瀕する貴重な生き物の生存を確認しています。「水鳥で賑わい、生命が満ちあふれる干潟」の復活を目指して、これからも活動していきます。

協働団体

特定非営利活動法人杜の伝言板ゆるる
NPOとNPO、行政とNPO、NPOと企業、NPOと市民の間をつなぐ、のが私たちの役割です。様々なNPO活動が継続して活動していけるよう支援することや、市民活動情報誌「月刊杜の伝言板ゆるる」を発行(10,000部)し、NPOやボランティアへの活動に踏み出すきっかけとして提供しています。また、宮城県の指定管理者として「みやぎNPOプラザ」及び情報支援サイト「みやぎNPO情報ネット」の管理運営をしています。

活動時期

第1回は、蒲生干潟での生き物観察会を8月4日(日)に開催予定。
第2回は秋に行う予定です。

お問合せ先

●問い合わせ・申し込みは、杜の伝言板ゆるるまでお願いいたします。
蒲生を守る会
担当者:熊谷   

●プログラムの内容やプログラム参加申し込み、プロジェクトの趣旨について
特定非営利活動法人杜の伝言板ゆるる

TEL : 022-791-9323 FAX : 022-791-9323
担当者:村上
E-mail : npo@yururu.com