猪の瀬戸湿原 自然観察会
2015年08月23日(日)実施
レポート
猪の瀬戸湿原は、別府市から湯布院にぬける九州横断道路の途中、奥別府にある阿蘇くじゅう国立公園内にある湿原です。
現在この湿原は、乾燥化や森林化が進んでいますが、大分県内3,000種類ある植物のうち1,000種類もの植物が生息していると言われているほど貴重な湿原です。
今回の観察会では、保全活動の取り組みを参加者に聞いていただき、また実際に湿原内のトレッキングコースを歩き、実施団体の方から希少種の植物の説明ガイドを行いました。
参加者は、年配の方が多かったですが、逆に植物好きな方に集まっていただいたので、湿原の保全について多くの関心を寄せていただいたと思います。
季節的に”野焼き”の準備を始めなくてはいけない時期に、次回の”輪地切り”体験の良い告知にもなりました。
現在この湿原は、乾燥化や森林化が進んでいますが、大分県内3,000種類ある植物のうち1,000種類もの植物が生息していると言われているほど貴重な湿原です。
今回の観察会では、保全活動の取り組みを参加者に聞いていただき、また実際に湿原内のトレッキングコースを歩き、実施団体の方から希少種の植物の説明ガイドを行いました。
参加者は、年配の方が多かったですが、逆に植物好きな方に集まっていただいたので、湿原の保全について多くの関心を寄せていただいたと思います。
季節的に”野焼き”の準備を始めなくてはいけない時期に、次回の”輪地切り”体験の良い告知にもなりました。
当日のスケジュール
9:30 受付
10:00 観察会開会挨拶
猪の瀬戸湿原の保全について説明(実施団体)
SAVEJAPANプロジェクトの説明(協働団体)
損保ジャパン日本興亜株式会社様からの挨拶
観察会諸注意説明(実施団体)
10:20 観察会開始、移動
12:15 アンケート記入
全体記念撮影
12:20 閉会、解散
10:00 観察会開会挨拶
猪の瀬戸湿原の保全について説明(実施団体)
SAVEJAPANプロジェクトの説明(協働団体)
損保ジャパン日本興亜株式会社様からの挨拶
観察会諸注意説明(実施団体)
10:20 観察会開始、移動
12:15 アンケート記入
全体記念撮影
12:20 閉会、解散
実施内容

開会の様子(湿原の説明)

損保ジャパン日本興亜株式会社様からご挨拶をいただきました

3班に分かれ、それぞれガイドさんから植物の説明を受けています

湿原に湧き出る泉の一つ。ものすごく冷たかったです

この時期に咲く「オタカラコウ」

湿原全景。冬には全域野焼きをします。この景色を守りたい

プログラムを終えて湿原を背景に記念撮影。みなさん、お疲れ様でした。
このイベントで得られたこと
大分には、ラムサール条約でタデ原湿原(九重町)が有名ですが、それに次いで猪の瀬戸湿原の認知を少しでも広められたこと、参加者に野焼きの必要性など保全の活動や意義を伝えられたことなどがよかったです。
湿原には季節ごと多くの花・植物が見られ、リピート効果もあり継続して保全の啓発につなげられます。
湿原には季節ごと多くの花・植物が見られ、リピート効果もあり継続して保全の啓発につなげられます。
参加者の声
- すばらしい湿原と皆さんの気持ちに感動しました (男性/40代)
- 色々な珍しい植物に興味が持てた (男性/30代)
- 自然だけでなく、歴史(氷室など)も教えてくれ、勉強になった (女性/20代)
- 湿原に生息する植物を観察することができたことがよかった (男性/50代)
- 木に板(名前をかいた札)をつけたことがよかった (男性/小学校5年生)
イベント実施結果
- 参加者数
- 24名(大人22名、子ども2名)
- アンケート回答数
- 22名(大人21名、子ども1名)
- 参加者満足度
- 62%
- 実施してよかった点
- ・湿原の奥行きや深さ(いろんな種類の植物や、歴史の跡)といったことが知れました
・実施団体のガイドも好評でした - 実施して苦労した点
- ・夏休み期間でしたけれども集客に苦労しました
- 特に寄付が活きたと感じた点
- ・湿原の集合地点で仮設トイレを設置できた
・植物の説明用資料の作成ができた
・参加へのバスをチャーターできたこと