遊々の森に集う
2016年11月05日(土)実施
レポート
当日晴天にも恵まれ、また出演者の積極的な協力でイベントが成功した。
当初、森の中で落語をする計画であったが、演者が森の中を下見に来られ、「話を集中して聞いてもらうには、室内が良い」という事で、森の入り口にある五条西二丁目自治会ホールで実施した。
広報は、ビラや集会、ホームページ、新聞、損保ジャパン日本興亜奈良支店等で案内した。特に隣接している地域である西二福寿会で案内したところ大勢の方が参加された。また五条西二丁目の子どもたちにも家を訪問して案内した。新聞に掲載してもらい記事を見て遠方から参加された方もあった。
森の中の道の整備や広場の低木の伐採やゴミ拾いなどを数日かけて事前に実施した。参加者からは、おおむね好評でまた参加したいとの回答が多く、森の中をもっとゆっくり散策したいとの声もあった。現在森の中の散策道は整備されていないので、これからの課題である。
当日のスケジュール
09:30 開会
09:50 大亀谷国有林の生態系について(お話)谷幸三さん(環境科学博士)
10:10 ネイチャーゲームアクティビティ 奈良県シェアリングネイチャー協会 山本素世さん他
11:10 森の中のオカリナコンサート カンタレの皆さん
11:30 落語 春暁亭不覚さん
12:00 閉会
09:50 大亀谷国有林の生態系について(お話)谷幸三さん(環境科学博士)
10:10 ネイチャーゲームアクティビティ 奈良県シェアリングネイチャー協会 山本素世さん他
11:10 森の中のオカリナコンサート カンタレの皆さん
11:30 落語 春暁亭不覚さん
12:00 閉会
実施内容
最初に、奈良支店の方よりご挨拶いただいたあと、代表のリングホーファ・マンフレッドより挨拶。
今年で15周年を迎え、今年最大のイベントであるこの講座を期に冊子「歩み」を制作し、赤膚山を守る活動の経緯と現状を説明。
次に、大亀谷国有林の生態系について、谷幸三先生より、子どもにもわかりやすく説明いただいた。市街地に残る里山の貴重さと、今進行するナラ枯れ被害についても解説いただいた。
次に、シェアリングネイチャー協会から指導員をお招きし、フィールドビンゴと、森の美術館のアクティビティを行った。
そして、森の中のオカリナコンサート。
晴れた空の下、森の中に響き渡るオカリナの音色に、参加者は聞き惚れていました。
最後は、この地域出身の落語家による落語。
幼い頃、この赤膚山で遊んだという春暁亭不覚さんの落語に、幼い子どもたちも大笑い。
楽しい秋の森祭りの雰囲気で、講座は修了した。
今年で15周年を迎え、今年最大のイベントであるこの講座を期に冊子「歩み」を制作し、赤膚山を守る活動の経緯と現状を説明。
次に、大亀谷国有林の生態系について、谷幸三先生より、子どもにもわかりやすく説明いただいた。市街地に残る里山の貴重さと、今進行するナラ枯れ被害についても解説いただいた。
次に、シェアリングネイチャー協会から指導員をお招きし、フィールドビンゴと、森の美術館のアクティビティを行った。
そして、森の中のオカリナコンサート。
晴れた空の下、森の中に響き渡るオカリナの音色に、参加者は聞き惚れていました。
最後は、この地域出身の落語家による落語。
幼い頃、この赤膚山で遊んだという春暁亭不覚さんの落語に、幼い子どもたちも大笑い。
楽しい秋の森祭りの雰囲気で、講座は修了した。
このイベントで得られたこと
来場者及び出演者の方たちも森の中での行事に好感を持っていただけたこと。
近くにあってもなかなか分け入らない山の中で、気持ちよく楽しいひとときを過ごす経験をしてもらえたことは、今後の保全にも大いに役立つと思う。
参加者の声
- ナラ枯れの理由を知ることができた事がよかった。
- 自然に触れられ、又それを守ろうとする人々に会えました
- 森の中に足を入れて気分が良かったです
- SAVEJAPANの活動を期待します。いつまでも、この森が残りますよう協力します。
- フィールドビンゴ、森のびじゅつかんがたのしかった。
イベント実施結果
- 参加者数
- 46人
- アンケート回答数
- 42人
- 参加者満足度
- 53%
- 実施してよかった点
住宅地に残された貴重な自然を残し活用していくことに関心が深まったこと。
- 実施して苦労した点
- 赤膚山に一般の方が入りやすいよう、道や会場の整備、案内板の整備など、事前準備が大変だった
- 特に寄付が活きたと感じた点
- 全頁カラー印刷の「15周年記念冊子 ANCの歩みⅡ」が作成できたこと。
出演者にお礼を渡せたこと、舞台を準備出来、気持ちよく出演していただけたことで、来場者も大いに楽しまれ、貴重な森に親しみを持っていただけたこと。
これからの森の保護、活用に協力していただける方が増えたと思っている。