SAVE JAPAN プロジェクト 2017-2018

レポート

【自然体験「あすわ川・水と命の道」#2】 川がまちと出会う場所

2018年09月24日(月)実施
  • 市街地・公園
  • 昆虫・その他

レポート

池田町の「魚見川」は、「足羽川」に流れ込み、県都福井市の郊外で「日野川」と合流。その後、「九頭竜川」と名前を変えて日本海へと注ぎ込みます。
今回は、「足羽川」の福井市板垣橋から九十九橋までの約2.5㎞を90分かけてボートで下りながら、周辺の環境が変わることで、生き物のくらしや種類がどのように変わるのかを自分の目で確かめました。

当日のスケジュール

午前の部(午後の部)

08:30
13:00)受付開始、ライフジャケット装着

09:0013:30)開会あいさつ、プログラム説明等、集合写真撮影

09:2013:50)セーフティートーク

09:3014:00)川下り開始 ~ボート漕ぎ体験~

船上から、生きものや川とまちとのかかわり方などを観察(所要時間90分)

11:0015:30)川下り終了(スタート地点に戻る)

11:3016:00)アンケート記入

11:4516:15)閉会あいさつ

終了・解散

実施内容


『開会式』
損保ジャパン日本興亜福井支店の支店長さまよりご挨拶いただいています。


『午前チーム』


『午後チーム』


『川下り&観察会スタート』
オールの持ち方・漕ぎ方を教わって、さあ出発!


『観察』
中流域の河川の多様な流れを観察しながら進みます。川からの目線で見てみると、陸からではわからなかったことがたくさんあることに気がつきます。


『上陸』


『上陸・石』
水切りにも挑戦!


『上陸・石』
不思議とハマる、石のオブジェづくり


『上陸・魚』
みんなで、石で囲って追い込んで、手ぬぐいですくい上げて魚をGET!
手ぬぐいにはネコが!!


『郊外からまちなかへ』
流れの速さ、聞こえる音、吹き抜ける風・・・
市街地に入るにつれ変化する色々なことを、五感で確かめながら進みます。


『ビルと一緒に記念写真』
損保ジャパン日本興亜福井支店さんは、足羽川沿いにあります。


『水門』
住宅地を流れる「荒川」と合流する水門付近もじっくり観察。
郊外のスタート地点とは全く違う雰囲気を肌で感じられました。


『アンケート記入タイム』
親子で一緒に体験を振り返り中です。


『最後まで楽しく』
アンケート書き終わって閉会式までの間に作った「草のウサギちゃん」

このイベントで得られたこと

・初めてEボートに乗る参加者が多く、自然体験や環境へ意識を向ける機会を提供することができました。
・中州や緑地などの多様な環境が、それぞれの生き物に適した貴重な生息地になっていることを学ぶことができました。
身近な川だけに、水質など市民の暮らしの影響が大きいことも感じていただけました。





参加者の声

  • 川は身近にあっても、なかなかふれてみることはなかったので、少しこわいイメージがありましたが、思い切って参加してみました。川の流れや生き物、ゴミのことなど、普段感じ取れないことを体験することができ、何より、いつもにない体験にとても楽しいと思いました。ありがとうございました。(30代・女性)
  • お世話になりありがとうございました。初めての川下り、すごく楽しかったです。ずっとしたかったのですが、機会がなく、今回よい機会になりました。スタッフの方々の細やかな配慮のおかげで、子ども共々いろいろと学ぶことができました。ありがとうございました。(30代・女性)
  • 親切ていねいに教えてくださりありがとうございます。水の中の生きもの・鳥・風景、いつもと違った体験が出来て良かったです。今後もプロジェクトを頑張って広げて欲しいです。(30代・女性)
  • 生き物に近い目線で楽しめた。ゆっくりとした時間を子供と過ごせた。(40代・女性)
  • みんなと協力してこいだり、さかなをつかまえることにいっしょうけんめいになったこと。(5年生)

イベント実施結果

参加者数
29名(大人14名 / 子ども15名)
アンケート回答数
100%
参加者満足度
70%
実施してよかった点
・川の生き物に興味を持った子どもたちが、大人を巻き込んで魚探しを行いました。
・タイムスケジュールを柔軟に運用し、興味を持ったものに時間をとることで、子どもたちの探求心に応えることができました。
・市街地を流れる足羽川で開催のため河川敷を訪れる人も多く、複数の方から「今日は何があるの?」と尋ねられ、SAVEJAPANプロジェクトのことを簡単ですが説明(PR)することができました。手元にチラシを持っていなかったことが残念です。
実施して苦労した点
・気象状況による水量の影響で、開催判断が難しかったです。
・チラシ配布の時期が台風21号の接近と重なり休校が相次ぎ、各学校の配布に数日の差が出ました。
・荒天により延期となった場合、福井しあわせ元気国体開催期間中に当たるため、参加者の開催場所までの移動により時間がかかる可能性が考えられましたが、予定通り開催できて良かったです。
特に寄付が活きたと感じた点
・チラシを、福井市(4校)・鯖江市・越前市・池田町の、小学1年生~4年生に配布することができました。
・Eボートとラフトボートを借りることができました。
・ライフジャケットなどの安全装備品を十分に準備できました。






メディア掲載

9月27日(木)・福井新聞(記事掲載)
 足羽川下って水辺環境学ぶ
 親子連れボートで
主催・共催
認定特定非営利活動法人さばえNPOサポート
一般社団法人環境文化研究所
協力・後援等
【協力】認定特定非営利活動法人日本NPOセンター
【後援】福井市教育委員会、鯖江市教育委員会
    越前市教育委員会、池田町教育委員会
    福井新聞社
    福井ケーブルテレビ、さかいケーブルテレビ
協賛
損害保険ジャパン日本興亜株式会社