子ども・親子講座 ビオトープで遊ぼう
レポート
当日のスケジュール
13:30 オープニング
①開会あいさつ
②SAVE JAPAN プロジェクトについて
損害保険ジャパン日本興亜株式会社青森支店 課長 浜崎 修さん
③講師・スタッフ紹介
青森中央短期大学附属第一幼稚園・こども環境管理士
・佐々木 正弥先生
・柳平 寿里先生
・須藤 李奈先生
・青森中央短期大学 学生
④本日の流れの説明
⑤短大生によるビオトープ教材の読み聞かせ
13:50 ビオトープで遊ぼう
・講師によるビオトープの説明と注意事項の説明
・ビオトープ遊び
14:40 クロージング
・写真撮影
・講師による講評
・アンケート回収
実施内容
オープニングでは、損害保険ジャパン日本興亜株式会社青森支店 課長 浜崎修さんから、SAVE JAPAN プロジェクトについてご説明をいただきました。
青森中央短期大学ビオトープサークルの学生が、今回のイベントに合わせて作ったビオトープを舞台にした紙芝居の読み聞かせが行なわれました。参加した子どもたちは、身を乗り出して聞き入っていました。
青森中央短期大学附属第一幼稚園で、こども環境管理士の佐々木先生、柳平先生、須藤先生から、ビオトープの説明と、ビオトープで遊ぶ際の注意事項について説明がありました。
ビオトープの池や小川など、場所によって観察できる生き物も異なるので、ビオトープ全体を使い、思い思いの場所で生き物を探していました。
また、子どもたちだけでなく、大人の方も、子どもと一緒に楽しみながら生き物を探し、「センス・オブ・ワンダー」を養っていました。
採取した生き物は、水槽に入れて、近くで特徴をじっくり観察しました。
最後に、全員で記念写真を撮影し、講師から振り返りの講評をいただき、終了しました。
このイベントで得られたこと
・ビオトープでの在来種のキタノメダカの観察や、自然を使った遊びを通じて、参加した親子にとって自然での遊びを身近なものに感じていただく機会となった。
・ボランティアの短大生にとっては、幼児に自然の楽しさを伝える教材の製作、読み聞かせ、遊び・観察のサポートをこのイベントを通じて経験し、自然を使った幼児教育に関する多角的なアクティブラーニングの機会となった。
・当日は、同会場で複数の行事が行われていたため、参加者以外に90名を超える見学者が訪れ、広く本活動を知っていただくことが出来た。
参加者の声
- 絵本の読み聞かせにとても目を輝かせていた。良い経験ができました。ありがとうございました。
- バックスイングを初めてみました。ひっくりかえっておよいでました。
- 虫とりがたのしかった。ちょうちょをおいかけるのが楽しかった。
- メダカ、えびなどたくさんつかまえたことが楽しかった。
- つかまえたいきものをかんさつしたことが楽しかった。
イベント実施結果
- 参加者数
- 41名(大人18名、子ども23名)(他に見学者90名程度)
- アンケート回答数
- 16通
- 実施してよかった点
・参加者に、イベントを通じキタノメダカをはじめとする地域の在来種を知っていただくことが出来た。また、親子に対して、幼児期に自然と触れ合いあそぶことの重要性を啓蒙することが出来た。
・本学園のビオトープを広く一般の方に知っていただくことができた。
・ボランティアとして参加してくれた短大の学生が、実習の場以外で、幼児とふれあい、自然を使った保育の実践を学ぶ場とすることが出来た。- 実施して苦労した点
・イベントで使用したビオトープに関する読み聞かせ教材は、学生の手作りによるものだったが、学生の教材制作スケジュールの確保が難しく、直前の完成となってしまった。
・遊び道具を十分に用意したつもりだったが、子どもたちに人気のものは不足し、一部の子どもが独占する状態となってしまった。- 特に寄付が活きたと感じた点
・学生が制作した教材の制作費として活用でき、参加した親子にも満足いただける仕上がりとなった。
・SAVE JAPANプロジェクトの活動として実施したことにより、普段の公開講座の参加者層とは異なる方々にも参加していただけた。
・親子講座に備えたビオトープの整備・営繕費用に使用することができ、安全な講座運営が出来た。
- 主催・共催
青森中央短期大学 地域連携・研究支援委員会
認定特定非営利活動法人 あおもりNPOサポートセンター- 協力・後援等
- 認定特定非営利活動法人日本NPOセンター
- 協賛
- 損害保険ジャパン日本興亜株式会社