SAVE JAPAN プロジェクト 2018-2019

募集終了

日本野鳥の会会長・柳生博さん講演会「確かな未来は、懐かしい風景の中にあるー市貝町の里山とサシバー」

2019年02月16日(土)開催
  • 両生類
  • 昆虫・その他
  • 里山

俳優の柳生博さん(日本野鳥の会・会長)の講演会が栃木県市貝町であります。
「確かな未来が、懐かしい風景の中にあるー市貝町の里山とサシ
バー」という講演タイトル。
●栃木のSAVE JAPANプロジェクトで進めているのは「里山の生態系
の頂点であるサシバというタカを保護することで、田んぼと里山を作ってきた〝循環型で持続可能な田舎の暮らし〟も守る」という取り組みです。
●里山の定期的な伐採で炭を焼き暮らしてきた市貝町、ここ40年は石油・ガスになり里山が荒れていました。プロジェクトでは木炭製造業者と連携しお茶用の菊炭の復活を目指しています。新たにクヌギを植林して7年目に伐採、菊炭をネットで販売するという循環を生み、里山を現代風に保全するプロジェクトです。
●市貝町はサシバの生息数日本一。それはこの地域に豊かな里山が残されている証拠です。鳥・風景・暮らしについてお話をいただきます。菊炭で人の暮らしも守るSDGs(持続可能な地域づくり)の取り組みです。

イベント内容

柳生博(日本野鳥の会会長)

里山林と谷津田で暮らすサシバ

クヌギの植林(2019/12/8)

谷津田は里山の間に入り込んだ狭い田んぼ。森と田んぼと人間が一体の営みでできています。

このイベントのねらい

栃木県市貝町は県都・宇都宮から20km。
都会の近くに豊かな里山が残されているのは、里山林や谷津田が農林業で利用されてきたからです。
しかし、現在では放棄された里山林や谷津田が増加するなど自然環境が悪化しつつあります。
そこで、木炭生産者と連携し、地域で伝統的に生産されてきたクヌギ菊炭(茶道に使われるお茶炭)の生産を通じて里山林を再生し、持続的に活用・保全しつつ、そこに住むサシバ(タカ)やオオムラサキ、クロシジミ(チョウ)など希少な生き物を守る活動を開始しました。

 なおこの講演会は、サシバで町おこしをしている市貝町生涯学習振興大会(主催:市貝町)、国際サシバサミット2019市貝大会十個委員会)と合同で開催します。13:30-14:00までは、同会場で城見ヶ丘大学単位取得認定授与式などが開催されています。

プログラムとスケジュール

14:00-15:30 講演会「確かな未来が、懐かしい風景の中にあるー市貝町の里山とサシバー」

募集要項

イベント名
日本野鳥の会会長・柳生博さん講演会「確かな未来は、懐かしい風景の中にあるー市貝町の里山とサシバー」
開催日
2019年2月16日(土)
開催時間
14:00-15:30
申込締切
2019年2月8日(金)
定員
300人:申込不要。(送迎バスの申込は必要。定員20人)
開催場所と集合場所
市貝町立 小貝小学校
対象
一般
持ち物
なし
参加費
無料
お知らせ・注意事項
宇都宮駅から無料送迎バスがあります。13:00発。定員20人。申込必須。電話028-622-0021(とちぎボランティアネットワーク)

お問合せ

このイベントのお問合せ先
認定NPO法人とちぎボランティアネットワーク 
電話 028-622-0021
FAX 028-623-6036
メール info@tochigivnet.jp
主催・共催
NPO法人オオタカ保護基金 + 片岡林業 + 認定NPO法人とちぎボランティアネットワーク

協力・後援等
協力:認定NPO法人 日本NPOセンター
協賛
損害保険ジャパン日本興亜株式会社