SAVE JAPAN プロジェクト 2021-2022

レポート

日本で二か所!めずらしい「野ギク」を観察しよう!!

2022年04月17日(日)実施
  • その他植物

レポート

鹿児島県南さつま市磯間嶽に登り、日本で日本で二か所しか見ることのできない絶滅のおそれのあるキク科の植物「チョウセンノギク」を観察しました。「チョウセンノギク」が見られる頂上に着くまで、環境によって生育する植物の違いなどについて学びました。

当日のスケジュール

・09:30~ 受付開始
・10:00~ 開会式、事前説明
・10:30~ 観察会
・12:00~ 軽食
・12:15~ 観察会
・13:00~ 昼食
・13:30~ どんぐりの笛、コマ作りを学ぶ
・14:00~ 終了

実施内容

観察会の前に、観察を行う磯間嶽について、講師の鹿児島大学非常勤講師 寺田仁志 先生に学びました。

事前に磯間嶽について講師の先生から学びました
磯間嶽山中に生育する植物や木々について、講師の寺田先生が詳しく教えてくださいました。

磯間嶽に生息する植物や木々について学びました頂上までの険しいルート、果敢に挑戦する子どもたちとサポートする大人たち。
「危ないから、やめましょう」ではなく、「どのようにすればできるのか」を学ぶことも大切です。

険しい道をがんばって登りました。岩肌を登る参加者途中で見られた「人形岩」と「パイナップル岩」

人形岩パイナップル岩あちこちで美しい自然が見られます。

道中に見られた植物たち2時間ほどかけて頂上へ到着しました。

頂上に到着頂上からの眺め

頂上からの眺め日本で二か所しか見ることのできない絶滅のおそれのある「チョウセンノギク」、開花は9月頃。

日本で二か所しか見ることのできない絶滅のおそれのある「チョウセンノギク」下山後、昼食をとり、山中でひろったどんぐりを使った「笛」、「こま」作りを寺田先生に教えていただきました。

山中でひろったどんぐりで作る「笛」と「こま」昼食に「豚汁」、「おにぎり」を作ってくださった地域の方々と一緒に記念撮影。

地域の方々と一緒に記念撮影後日、地元紙に掲載されました。

南日本新聞掲載記事当日の様子はYouTube「みんなで守ろう!日本の希少生物と自然環境「SAVE JAPAN プロジェクト」 鹿児島県で実施中!!~日本で二か所!めずらしい「野ギク」を観察しよう!!~」で配信しています!
https://youtu.be/-yWtM8AglaM

このイベントで得られたこと

この地域に生育する希少生物を観察することにより、地域環境の特徴について学ぶことができた。登山口から頂上までの道程に生育する様々な植物について学ぶことにより、相互に関係を保ちながら生育する植物とそれを支える環境について考えるきっかけとなった。

参加者の声

  • いそまだけにしかない植物がたくさんあってびっくりした(小学6年生)
  • めずらしい植物、みたことない植物を見ることができた(小学生)
  • 自分が知らなかった植物や生物について知れて良かった(小学5年生)
  • 自分の身近にも希少な植物があることに目をむけることができ、自然ゆたかなこの土地のすばらしさをしりました(40代)
  • 先生がいろんな植物や花などを詳しく教えてくださり、とても勉強になり、楽しかったです(40代)

イベント実施結果

参加者数
子ども(小学校6年生以下)11名、大人(中学生以上)22名 合計33名
アンケート回答数
子ども(小学校6年生以下)9名、大人(中学生以上)4名 合計13名
参加者満足度
100%
実施してよかった点

・当初目的としていたチョウセンノギクは延期により花期を外したものの、他にも数種類の希少植物があることが分かった。下見でも、南九州に特有の野鳥が見られた。

・久木野地域住民との交流で「昔は磯間嶽に登ってなぁ」といった話が、今まさに登った参加者にも、磯間嶽の環境を地元の人が守ってきた実感をもたらしたと考える。

・地元にも守るべき素晴らしい自然があることに気づくきっかけになったと思う。かごしま自然学校が実施した独自アンケートにも「自分の住んでいる身近なところにも希少な植物があり、日頃興味を持って観察することもなかったので、今回参加できてよかったです(40代・女性)」という意見があった。

実施して苦労した点

・会場となる南さつま市内で度々コロナの蔓延が起こり、10月の実施予定から1月、3月、4月と延期となった点。

・この延期による連絡や協力団体との連携などに手間がかかった点。(実施に至った後は特に問題はなかった。地元協力者が多く、小学4年生以上を原則の対象年齢としたことからも、スムーズな進行となった。)

特に寄付が活きたと感じた点

・講師料を確保することで、希少植物に詳しい先生を呼ぶことができ、内容が充実した。同上のアンケートにも「ぜつめつ(危惧種)の生き物や花がしれて、先生のはなしもわかりやすかった(10歳・女子)」という意見が見られた。

・磯間嶽は急崖地・岩場の多い局地的に危険な場所だが、スタッフ等を十分に配置し、ケガなく終了した。

・今回の活動を通して、今後も実施する計画が始まっている。今回の参加者はもちろん、多くの仲間を呼んで行動変容につなげるきっかけになればと思う。

メディア掲載

・4月上旬/南日本新聞「みなみのカレンダー」掲載

・4月26日/当日の様子について「南日本新聞」掲載

主催・共催

【主催】NPO 法人かごしま自然学校
【共催】NPO 法人鹿児島県 NPO 事業協会

協力・後援等

【協力】 認定 NPO 法人日本 NPO センター
【後援】 南さつま市教育委員会

協賛
損害保険ジャパン株式会社