ながさきしぜん探検隊!
-春の里山の食材を見つけて食べようー ~食編~
2022年04月17日(日)実施
レポート
※本イベントは、4/17、4/24と同じ内容で実施しました。
※里山の恵みである野草を探し、タケノコを掘り、昼食は天ぷらにしていただきました。昆虫好きな子どもたちには、たくさんの昆虫が見られる機会になりました。長崎市郊外の里山で、一日をゆっくり過ごすことができました。楽しみながら、生物多様性を学ぶプログラムでした。
当日のスケジュール
10:00 集合・あいさつ
10:20 野草探し・シェア
11:00 筍掘り
12:00 お昼ごはん・自由時間
14:30 おわりのあいさつ
10:20 野草探し・シェア
11:00 筍掘り
12:00 お昼ごはん・自由時間
14:30 おわりのあいさつ
実施内容
今回は里山や身近に生えている、食べられる野草探しと筍堀りを実施しました。
最初に食べられる野草を写真で勉強し、その写真を元に野草を探しました。なかなか見つけることが難しい野草もあったようで、親子で楽しみながら探すことができました。次に筍の生え方や掘り方などについて学び、山へ筍探しに行きました。スコップと鍬で一生懸命掘りました。お昼ご飯には、筍ご飯のおにぎりと野草の天ぷら、デザートにヨモギ白玉を食べて大満足の様子でした。

参加者が野草についての説明を真剣に聞いていました。
採取した野草を皆で広げて、シェアしました。同じ種類でも大きさも様々なものがあり、興味深々な様子でした。

筍を掘るのが思ったよりも大変だったようです(大人が)

苦労して一生懸命取った筍と写真を撮りました!お父さんが頑張って掘ったことを男の子が嬉しそうにしていました。

オオバコ、ユキノシタなどの天ぷらです。思っていたよりおいしい!と評判でした。
このイベントで得られたこと
身近な野草についての知識や、実際に食べる経験を得るきっかけを作ることができた。
参加者の声
- 筍を掘ることの難しさを思い出しました。野草の天ぷら、美味しかったです!
- 野草を美味しくいただくことができて楽しかったです!筍取りは、本当大変でしたが、貴重な経験です。
- 自然と触れ合う機会がなかなかなかったので、貴重な体験をさせていただき、子どもと楽しい時間となりました。
- 筍を取る方向や赤いぶつぶつの所まで掘るということを初めて知ることが出来た。植物もいくつか名前が分かって良かった。
- 野草の天ぷら、楽しみながら積んだので美味しく味わえました。筍ほりも、コツを教えてもらったので次は絶対上手に掘れるはず!
イベント実施結果
- 参加者数
- 4月17日 大人(中学生以上) 9名、子ども(小学校6年生以下) 7名、計16名 4月24日 大人(中学生以上) 5名、子ども(小学校6年生以下) 7名、計12名
- アンケート回答数
- 4月17日:大人名9名、子ども6名、計15名 4月24日:大人名3名、子ども4名、計7名
- 参加者満足度
- 87%
- 実施してよかった点
- ・野草を探す際に、大人が率先して見つかりにくいレアな草を探しはじめていて、ゲーム感覚の要素があり楽しそうだった。
・参加者が、ノビルと間違えて水仙(毒がある)を間違えて取ってきた。見分けづらい野草があるという気づきの勉強になってよかった。
・植物採取の際の感謝の気持ちを持ってきちんと採取していた。
・筍を掘った経験が少ない人が多いのは、貴重な経験になってよかった。
・スタッフが一緒に楽しそうに参加していて良かった。 - 実施して苦労した点
- ・配った野草の資料が、自生した野草の写真だったので、採取した野草を黒の背景で撮影した資料も必要と感じた。
・野草を洗う時間
・次回実施の際は、天ぷらに揚げやすいものだけを採取してもらう(ヨモギ、オオバ) - 特に寄付が活きたと感じた点
- ・コロナ禍の対策として野外で家族ごとに食事することを優先できるような環境づくりが出来た。
- 主催・共催
- NPO法人 環境保全教育研究所
公益社団法人日本環境教育フォーラム - 協力・後援等
- 協力:認定特定非営利活動法人日本NPOセンター
- 協賛
- 損害保険ジャパン株式会社