ジャコウアゲハを中心に河川敷や雑木林の希少植物・生物の保護を行い、市民が生き物に親しむ環境をつくる
活動内容
①ジャコウアゲハの食草であるウマノスズクサが育つ環境を作る。
土手や公園のウマノスズクサの群落の一部を会員の手で管理し、散歩で訪れる市民の癒しの場とする。
また、ウマノスズクサを増やし、個人宅や学校で栽培する。
屋外に置くと自然にジャコウアゲハが産卵するので、その後の幼虫の成長を観察することができるようになる。
②河川敷ではイチリンソウなどの希少植物の大切さについて、観察会などを通して、地元の方々と共有する。
また、栽培方法も共に確立し、盗掘後の補植に役立てる。
さらに、セイタカアワダチソウなどの外来種、クズその他の在来優勢種を種々の方法で駆除し、希少植物の日照と栄養を確保し、成長と増殖を促す。
③雑木林では、一般市民、児童とともに、昆虫、植物、鳥、その他を探し、記録する。
またこれらの生き物を守るための活動を行う。
以上の活動を通して、市民に自然との触れ合いの場を提供し、その素晴らしさを体験してもらう。
④これらの活動について、コミュニティーFM、ホームページやSNSを使った情報発信を行い、栃木県内の生物多様性やSDGsに関心を持ち、それらを守る活動に協力する人を増やす。
また県内の自然保護団体間の情報の共有を図り、協力・連絡体制を確立する。
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実施団体プロフィール
下野自然に親しむ会
本会は3つの町にあったホタルを守る会が2006年に合併し、下野市発掘ある・いる探検隊となりました。その後、新しい部会を追加して、2008年に下野市自然に親しむ会として、植物、昆虫、水辺の動植物、探鳥、キノコ、蛍、おもしろ理科実験、下野塾、有機栽培部会の9部会構成で再出発しました。それ以降、里山、星空部会が追加されています。現在の会員数は、下野市⺠以外も交えて 77 名。本会の目的は、広く一般市⺠ならびに関連諸団体と連携して、自然を守り、また取り戻すための活動です。
認定特定非営利活動法人 とちぎボランティアネットワーク
県域の市⺠活動の推進センターとして 1995 年から活動を開始。現在の活動の柱は、NPOとともに地域の課題を解決する「とちぎコミュニティ基金」、フードバンクによる「生活困窮者の総合相談支援」、「災害救援活動」の3つです。
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