SAVE JAPAN プロジェクト 2021-2022

ジャコウアゲハを中心に河川敷や雑木林の希少植物・生物の保護を行い、市民が生き物に親しむ環境をつくる

活動内容

①ジャコウアゲハの食草であるウマノスズクサが育つ環境を作る。
 土手や公園のウマノスズクサの群落の一部を会員の手で管理し、散歩で訪れる市民の癒しの場とする。
 また、ウマノスズクサを増やし、個人宅や学校で栽培する。
 屋外に置くと自然にジャコウアゲハが産卵するので、その後の幼虫の成長を観察することができるようになる。

②河川敷ではイチリンソウなどの希少植物の大切さについて、観察会などを通して、地元の方々と共有する。
 また、栽培方法も共に確立し、盗掘後の補植に役立てる。
 さらに、セイタカアワダチソウなどの外来種、クズその他の在来優勢種を種々の方法で駆除し、希少植物の日照と栄養を確保し、成長と増殖を促す。

③雑木林では、一般市民、児童とともに、昆虫、植物、鳥、その他を探し、記録する。
 またこれらの生き物を守るための活動を行う。

以上の活動を通して、市民に自然との触れ合いの場を提供し、その素晴らしさを体験してもらう。

④これらの活動について、コミュニティーFM、ホームページやSNSを使った情報発信を行い、栃木県内の生物多様性やSDGsに関心を持ち、それらを守る活動に協力する人を増やす。
 また県内の自然保護団体間の情報の共有を図り、協力・連絡体制を確立する。

活動の様子をこちらからご紹介しています

実施団体プロフィール

下野自然に親しむ会

本会は3つの町にあったホタルを守る会が2006年に合併し、下野市発掘ある・いる探検隊となりました。その後、新しい部会を追加して、2008年に下野市自然に親しむ会として、植物、昆虫、水辺の動植物、探鳥、キノコ、蛍、おもしろ理科実験、下野塾、有機栽培部会の9部会構成で再出発しました。それ以降、里山、星空部会が追加されています。現在の会員数は、下野市⺠以外も交えて 77 名。本会の目的は、広く一般市⺠ならびに関連諸団体と連携して、自然を守り、また取り戻すための活動です。

下野自然に親しむ会

〒329-0434
栃木県下野市緑 3-5-1生涯学習情報センター内
080-3126-9751(杉浦)
sugi.tanty@apple.email.ne.jp

認定特定非営利活動法人 とちぎボランティアネットワーク

県域の市⺠活動の推進センターとして 1995 年から活動を開始。現在の活動の柱は、NPOとともに地域の課題を解決する「とちぎコミュニティ基金」、フードバンクによる「生活困窮者の総合相談支援」、「災害救援活動」の3つです。
【活動の様子をこちらからご紹介しています】

認定特定非営利活動法人 とちぎボランティアネットワーク

〒320-0027
栃木県宇都宮市塙田 2-5-1 共生ビル3F
028-622-0021
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