アユモドキを守ろう!田植え体験
2024年06月08日(土)実施
レポート
天然記念物のアユモドキは、稲作との関係の深い生き物です。
人の営みと自然のかかわりを体験するため、子どもたちによる田植えイベントを開催しました。
人の営みと自然のかかわりを体験するため、子どもたちによる田植えイベントを開催しました。
当日のスケジュール
8:30 受付開始
9:00 イベント開始
アユモドキと稲作の関係のお話
9:30 田植え開始
10:30 高校生によるアユモドキと川の生き物に関する紙芝居
アユモドキと川の生き物を観察
感想共有
11:00 終了
9:00 イベント開始
アユモドキと稲作の関係のお話
9:30 田植え開始
10:30 高校生によるアユモドキと川の生き物に関する紙芝居
アユモドキと川の生き物を観察
感想共有
11:00 終了
実施内容
アユモドキは、泳ぐ姿がアユのように見えるところからついた名前ですが、ドジョウの仲間です。
アユモドキが産卵するためには、河川等が一時的に増水することが必要です。水田に水を引くために近くの川をせき止めて水位が上がることでその環境が守られています。こうした人の営みと自然のかかかわりについてのお話しのあと、この地域での昔ながらの田植えの方法や草取りの道具の紹介、そうした作業の大変さなどを地元の農家の方からお話いただきました。
実際に、昔ながらの方法で田んぼの両端に渡されたロープを目安に、一人一列ずつ後ろ向きに苗を植えていきます。田んぼに入るときは、スタッフに支えられながらだったこどもたちも、少し歩けばすぐに慣れ、手にした苗が途中でなくなると、畦から親やスタッフに追加の苗を投げてもらって再び植え始めます。
田んぼ1枚を1時間で植える予定をしていましたが、子どもたちは楽しみながらも要領よく植えていき、40分ほどで植え終えました。
地元高校の自然科学部の生徒たちによる紙芝居での「いきものクイズ」が盛り上がりました。
生き物への関心をこうした体験イベントの時だけでなく、日常的にも持ち続けてほしいとい考えて、亀岡の生き物が描かれた「田の地変化」という折り方次第で様々な生き物が現れるパズルのようなキットを作成しました。作成した地元のアーティストの方がその遊び方を説明しています。
団体のホームページにアクセスする二次元コードもあり、遊びながらさまざまな生き物の情報にアクセスすることができます。珍しいパズルに子どもだけでなく、大人も興味深々でした。
アユモドキが産卵するためには、河川等が一時的に増水することが必要です。水田に水を引くために近くの川をせき止めて水位が上がることでその環境が守られています。こうした人の営みと自然のかかかわりについてのお話しのあと、この地域での昔ながらの田植えの方法や草取りの道具の紹介、そうした作業の大変さなどを地元の農家の方からお話いただきました。
実際に、昔ながらの方法で田んぼの両端に渡されたロープを目安に、一人一列ずつ後ろ向きに苗を植えていきます。田んぼに入るときは、スタッフに支えられながらだったこどもたちも、少し歩けばすぐに慣れ、手にした苗が途中でなくなると、畦から親やスタッフに追加の苗を投げてもらって再び植え始めます。
田んぼ1枚を1時間で植える予定をしていましたが、子どもたちは楽しみながらも要領よく植えていき、40分ほどで植え終えました。
地元高校の自然科学部の生徒たちによる紙芝居での「いきものクイズ」が盛り上がりました。
生き物への関心をこうした体験イベントの時だけでなく、日常的にも持ち続けてほしいとい考えて、亀岡の生き物が描かれた「田の地変化」という折り方次第で様々な生き物が現れるパズルのようなキットを作成しました。作成した地元のアーティストの方がその遊び方を説明しています。
団体のホームページにアクセスする二次元コードもあり、遊びながらさまざまな生き物の情報にアクセスすることができます。珍しいパズルに子どもだけでなく、大人も興味深々でした。
参加者の声
- かえるをみつけました。土のちからがすごいつよかった。たうえにいきものがいっぱいいてたのしかった。
- むかしの人のたうえのしかたやくろうがわかってよかった。ミジンコをみつけた
- 決して大きくはないが、このような取組を続けていくことで、環境を守っていけると思います。ありがとうございました。
- 子どもたちが田うえを楽しむこと経験することと一緒にアユモドキなどのことを知ることをできよかったです。
- NPOの方や役所の方、高校生方、農家の方、たくさんの方がつながって保全活動に取り組んでおられる、人と人とのつながりがとても温かく、印象的だった。
イベント実施結果
- 参加者数
- 小学生:18人 大人:17人
- アンケート回答数
- 小学生:16人 大人12人
- 参加者満足度
- 85%
- 実施してよかった点
- 子どもたちが楽しく田植えをしてくれたこと。また、
亀岡高校生物クラブの生徒さんが子どもたちに紙芝居を演じてくれ たこと。 - 実施して苦労した点
- 駐車場が仮設のため来場者の受入れと、
田植え会場までの移動中の安全管理に気をつかいました。 - 特に寄付が活きたと感じた点
- 農業団体に報酬を支払えるので、田植えの準備、
稲作をお任せできた。また、 アユモドキのイベントが米作りの収入になったと理解してもらえる ことが、とても良かったです。
メディア掲載
・京都新聞 2024年6月9日(日)朝刊「アユモドキを水田で守れ 京都府亀岡市の児童ら田植え体験、実物の観察も」
・ケーブル放送 ZTV
・ケーブル放送 ZTV
- 主催・共催
- NPO法人亀岡人と自然のネットワーク
NPO法人きょうとNPOセンター - 協力・後援等
- 亀岡市
亀岡市保津地域アユモドキ保全協議会
認定NPO法人 日本NPOセンター
損害保険ジャパン株式会社 - 協賛
- 損害保険ジャパン株式会社