おとなの山学校ツアー
2024年10月20日（日）実施
レポート
10月20日(日)、おとなの山学校 秋ツアーを開催しました。県内各地から１１名の方が参加をしてくださいました。
また、里山を歩きながら、ミズヒキやゲンノショウコ、ヨメナ、クサギなど、食すことができたり、お薬になったりする野草について教えてもらいました。途中アケビがたくさん実っていたので、ガイドさんが竹を上手につかって実を採ってくださいました。みんなで分け合って食べてみると、とても甘くておいしかったのでみなさん感動していました。
公民館に到着後は、地元スタッフの方から料理のふるまいをいただきました。散策中に出会った野草や猪肉、綾のお野菜など、自然の恵みたっぷりのお料理にみなさん大満足していました。郷土料理を研究しているスタッフから、野草の効能や食べ方の説明もあり、みなさん関心して耳を傾けていました。
最後に、参加者のみなさんから感想をお聞きした所、想像以上の内容に大満足だと言っていただけました。また、身近な動植物や環境問題に以前よりも関心をもてるようになったという方が多く、スタッフ一同嬉しく思います。この度は参加してくださりありがとうございました。
当日のスケジュール
９：００ 綾町上畑公民館集合
９：３０ 概要説明、準備体操後、出発
罠を見学したり、地元の人の案内を聞きながらのんびり里山散策
１２：００ 公民館着
山の恵みと綾採れ野菜を地元の人の料理でいただく昼食
１３：００ 解散
実施内容
おとなの山学校ツアー
公民館前に集合！説明と準備体操をして出発です。
イノシシのかかった箱罠の見学。ここにはサル罠、たぬき罠、シカのくくり罠もありました。
木の上に実っていたアケビを竹で落として食べてみました。
猟師さんから、生きている木と枯れている木の見分け方を伝授してもらいました。
地元の方の手料理を食べ、山の恵みに感謝しました。もちろん、シシ汁もいただきました！
このイベントで得られたこと
シカやイノシシの食害が里山の土壌崩壊を招くことを知り、害獣駆除することにより、森林や里山の人の暮らしに繋がる事を知ることができたと思います。
里山の恵みを食し、生物多様性のありがたさを実感していただきました。
参加者の声
- 猟よりも駆除が９割と知り、驚きました。山歩きは癒され楽しかったです。
- お料理が素晴らしく感動しました。 料理教室の開催される時は参加したいです。
- 綾の自然の素晴らしさ、獣害の実態など、知らないことを学べました。
イベント実施結果
- 参加者数
- 11人
- アンケート回答数
- 11
- 参加者満足度
- 100%
- 実施してよかった点
アンケートから、里山散策を楽しんでもらっただけでなく、獣害による里山や森林も現状を理解してもらえたと感じました。
- 実施して苦労した点
シカの食害により、里山の下草や稚樹が食べられることにより起こる、土壌崩壊により本来の生態系が損なわれることをわかってもらうように、映像を用いわかりやすく説明するように工夫しました。
- 主催・共催
綾ちいきづくりワーキング
- 協力・後援等
（一般社団法人）てるはの森の会
綾町ユネスコエコパークセンター
- 協賛
- 損害保険ジャパン株式会社
