SAVE JAPAN プロジェクト 2024-2025

レポート

里山の自然×防災学ぶデイキャンプ!in三条~土砂災害・水害~

2025年07月06日(日)実施
  • ほにゅう類
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  • 昆虫・その他
  • 里山

レポート

里山の自然環境と防災を楽しく学びながら、いざという時に身を守れる方法を取得するデイキャンプイベントを開催しました。

本イベントは、里山に生息する生物との共生と防災・減災をテーマにした子ども向け体験型ワークショップイベントで、三条市や県央地域から約30名が参加しました。

当日のスケジュール

9:40~受付開始

10:00~開会・オリエンテーション

10:10~「里山探検フィールドワーク」

12:00~昼食・休憩「災害食を食べてみよう!」

13:00~「ワーク①土砂災害を知る・身を守るワークショップ」

13:50~「ワーク②ツキノワグマ&鳥獣を知る・身を守るワークショップ」

14:35~ふりかえり

14:45解散

実施内容

①里山探検フィールドワーク

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出発前に、探索コースの土砂災害発生ポイントについて解説

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集合写真を撮って出発!

・三条市グリーンスポーツセンターのエリア内に生息する生き物観察

・土砂災害が発生したポイントを観察(危険性の高い箇所や整備の様子を紹介)

「ワーク①土砂災害を知る・身を守るワークショップ」

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・土砂災害や水害の発生メカニズム、避難のポイントなどクイズを交えて紹介

・避難所などで使用されるダンボールベッドの組み立てにチャレンジ

「ワーク②ツキノワグマ&鳥獣を知る・身を守るワークショップ」

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ツキノワグマの子どものはく製で大きさや質感を調べてみよう!

・鳥獣の生態、なぜ人里に下りてくるのかなどについて

・ツキノワグマやイノシシなどと出会ってしまったときに身を守る方法

このイベントで得られたこと

・里山の土砂災害の危険箇所、被害発生後の整備の様子などを知ることができた

・土砂災害から身を守る方法を知ることができた

・ツキノワグマや鳥獣の生態、いざという時に身を守る方法を知ることができた

参加者の声

  • 生物の生息地と土砂災害の発生地、二つを観察しながらの里山歩きがおもしろかった。 身近な自然について考える機会になった。
  • 子どもと楽しく参加しました。最近の非常食はおいしいですね。家でも災害に備えたいと思います。
  • 小規模でも土砂が崩れたところを整備するのは大変だと思った。ガイドをしてくれた人たちが、山の自然を守ってくれてることを知れてよかったです。
  • クマのつめとかからだ近くで見ておもしろかった。
  • あめがふったらあぶないばしょにちかづかない クマにあったらあたまをまもる

イベント実施結果

参加者数
28
アンケート回答数
24
参加者満足度
86%
実施してよかった点

・環境分野のNPOと災害支援分野のNPOと連携してプロジェクトを実施できた。

・里山の土砂災害発生のメカニズム、危険箇所、整備の様子を学ぶことができた。

・非常食の実食やダンボールベッドの組み立てなど、実際に体験することができた。

実施して苦労した点

・熱中症対策

・前回の妙高会場で反省を踏まえ、子どもたちが飽きないよう工夫をした

特に寄付が活きたと感じた点

・三条市グリーンスポーツセンターの専門ガイドの協力を得ることができました。

・防災教育の専門性を持つ団体と連携することができました。

・様々な非常食や避難グッズを用意することができました。

主催・共催

NPO法人新潟ワイルドライフリサーチ

認定NPO法人くびき野NPOサポートセンター

協力・後援等

三条市

公益社団法人中越防災安全推進機構

三条市グリーンスポーツセンター

協賛
損害保険ジャパン株式会社