SAVE JAPAN プロジェクト 2018-2019

レポート

ブッポウソウの巣箱つくりと自然観察

2018年10月20日(土)実施
  • 里山

レポート

親子を対象として絶滅危惧1Bに指定されているブッポウソウの生態を専門家から解説していただきました。続いて解説をもとにブッポソウが子育てを行う高梁市宇治町での自然観察と巣箱づくりの体験も行いました。

当日のスケジュール

09:00~岡山駅集合・出発
10:20~到着・開会
10:30~ブッポウソウに関するトーク
12:00~昼食
13:00~ブッポウソウの住む地域の自然と巣箱観察
14:00~巣箱づくり
14:50~まとめ・アンケート
15:10~閉会・バス出発
16:30~岡山駅到着

実施内容



開会式後「ブッポウソウトーク」として講師に黒田聖子氏(兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究会)、小見山節夫氏(高梁野鳥の会)、ファシリテーターとして山田哲弘氏(岡山県自然保護センター)をお迎えし、ブッポウソウの生態、高梁市宇治地域での保護活動、里山と人との関係性などお話ししていただきました。

途中、楽しいクイズもあり。わかりやすく説明していただきました。

昼食後、ブッポウソウが子育てを行う宇治地区の自然観察を行いました。

ブッポウソウは里山に深くかかわる鳥です。

続いてブッポウソウの巣箱づくりです。参加者皆んなで協力し合いながら作成しました。

最後は作成した巣箱と記念撮影です。

このイベントで得られたこと

絶滅危惧種にも指定されているブッポウソウの生態や里山と人との関係と参加者主体となった体験活動を通して知識と体験両方から学ぶことができました。

参加者の声

  • とても良かった。巣箱づくりが楽しかった。
  • ブッポウソウの他にモズやツバメのことの知れて良かったです。
  • 里山保全、環境問題に関心が生まれた。
  • 次回はブッポウソウを見てみたい。

イベント実施結果

参加者数
13名
アンケート回答数
10名
参加者満足度
62%
実施してよかった点
講義では専門家ならではの目線から楽しく、分かりやすいものとなり、講師から保護活動の大切さを感じることができました。またブッポウソウを取り巻く里山を実際に散策したり、巣箱づくりを体験することにより自然と生命の循環を伝えることができました。
実施して苦労した点
昨年は雨の中の開催だったので、今回は特に天候に注意し、雨が降った時の対応なども考慮しながら準備を行いました。
特に寄付が活きたと感じた点
バスをレンタルすることで公共交通機関が充分でない地域へ自家用車を持たない方にも気軽に参加していただきました。
巣箱キットや道具の活用により、保護活動の重要性や課題などより伝えやすいのもとなりました。

メディア掲載

平成30年10月17日(水)RSKラジオにて放送
主催・共催
一般社団法人高梁川流域学校
特定非営利活動法人岡山NPOセンター
協力・後援等
認定特定非営利活動法人日本NPOセンター
協賛
損害保険ジャパン日本興亜株式会社