[福井]水辺と生き物を守る農家と市民の会 アベサンショウウオを守ろう!人も生きものも元気な里づくり

アベちゃんを守れ!ザリガニ捕獲大作戦☆

■プログラム

 

アベちゃんを守れ!ザリガニ捕獲大作戦

 


■プログラム実施日


平成24年9月1日(土) 9:30~12:30

 


■当日の大まかなスケジュール


 越前市エコビレッジ交流センターに集合、開会式終了後、バスで3ヵ所のため池に向かいました。移動のバスの中で、越前市里地里山保全再生推進員の方から外来種についての話を聞きました。ため池に着いて、地元の人の手作りの竹竿を受取り、“するめ”を餌に、ザリガニ釣りスタートです。約1時間で、3か所合計、870匹が釣れました。まだまだ釣っていたい気持ちを抑えて帰りのバスに乗車。センターに戻って、それぞれのため池釣り師トップ賞の発表がありました。
 

 
 
越前市エコビレッジ交流センター   フルサト警備隊☆集合  

捕獲大作戦☆ガンバルゾ~

         
 え~っ、エサはスルメ!?    釣れるかなぁ~ うん♪    釣り師の背中
     
   
大物GET(^^)v   870匹のインベーダー!!   フルサト警備隊☆TOP賞授与


 前日まで酷暑でしたが、当日は日差しもすこし和らいで、山あいの澄んだ空気の中で、夏休み最後のいい思い出になったようです。

              

 
 の~んびりザリガニ待ち    見て見て~

 

■プログラムを実施して

 

・参加人数 : 110名 (大人53名/子ども57名)
・アンケート回答者 : 69名 (大人50名/子ども19名)
・平均満足度 : 91.5%


■参加者の感想

・こんなにザリガニが釣れるとは思わなかった。久しぶりに自然にふれあうことができて楽しかった。子どもたちにも体験させてあげたいと思った(男性)

・わずか20匹程度のザリガニが、全国に広がった事。外来種の繁殖力の強さ、影響力の大きさが実感できた(男性・30代)

・子どもにも良い学習の機会となりました(男性)
・ちょっと離れている場所で起きている問題を身近なものとして感じられた(女性・30代)
・初めてだったので、少し面倒と昨晩思いましたが、とても楽しめました。子どももまた参加したいと言っています(女性)
・体験型なので、あきることなく大人でも満足しました。楽しかったです(女性・30代)
・一緒に何かを取り組む体験が新鮮でした(女性・40代)


■プログラムを実施して苦労した点

・ため池ということで安全管理が一番心配でした。ため池周りの草刈りと、刈った草をそのままにしておくと、草とともに池の中へ滑り落ちてしまう可能性があるので、その草を丁寧に取り除きました。
・予想をはるかに上回るペースでお申し込みがありましたので、その対応に苦労しました。うれしい悲鳴です。最終的に募集の3倍の120名になりましたので、ため池を3ヵ所に増やし、それに伴い、釣り竿(地元の人の手作り)などの道具も、大型送迎バスも増やしました。
・一度に大勢の受付・移動などを行うので、とにかくスムーズに運ぶように、また、当日初めて顔を合わすスタッフでも迷わず動けるように、事前の準備に気を配りました。


■プログラムを実施してよかった点

・小さなお子さん連れの若い親子での参加が多かったこと。
・参加者のみなさんの楽しそうな笑顔が見れたこと。
・初参加の方も多く、里山の自然環境に興味をもってもらえたこと、外来種問題も感じてもらえたこと。
・複数の団体や、地元の人など、それぞれの立場・持ち場で、協力しながらうまく動けたこと。
・500人の村に、120人が来てくださったと、地元の人に喜んでもらえたこと。


■特に、寄付が活きたなーと感じた点

・公共交通の手段がない会場なので、最寄りの駅から大型バスを出せたということが沢山の参加者に繋がった点。
・野外活動が多い団体なのに、持ち運びが簡単なテントが無かった。今回の寄付で購入することができた点。
・予算のない当会にとって、今回購入したものはすべて必要なものばかりです。すべて有難いです。


 
 

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