[長野]北信濃の里山を保全活用する会 北信濃の里山を護りながら魅力を伝えたい!
デジカメ写真撮影講座 ...希少種の記録を写真で残そう... 飯山の生き物の写真展示による談話会
■プログラム実施日
2013年3月16日 13:30~16:00
■当日の大まかなスケジュール
まだ雪の残る飯山でしたが、暖かい屋内での開催でした。
観察会の時の写真や、希少生物の写真を展示して参加者の方に見てもらいました。
また、オオルリシジミの現状と今後の保全活動についてのお話や北信濃の生き物についての写真談話をお聞きした後、写真家・栗田貞多男さんによる説明や写真の撮り方をお聞きしました。
その後、生きたクワガタや蝶の標本の実物を使って、参加者の皆さんが持参したカメラで撮影会を行いました。
まだ雪がたくさん残る飯山です。
チョウや希少生物のお話しと撮影した写真の解説や撮影方法などをお聞きしました。
後半は実物の生き物を使って撮影会をしました。皆さん熱心にカメラを向けている様子です。
会員の方が準備してくれた生きたニジイロクワガタとオオクワガタが撮影会のモデルです。終了後にご希望の方に持って帰ってもらいました。
■プログラムを実施して
・参加人数:38名 アンケート回答者:32名
・参加された方の満足度(割合):満足度 82.6%
■参加者の感想
・日本の自然を守る取組に敬意を表したい。
・去年の親子観察会は楽しかった。次世代へ「宝物」をつなぐ有意義なイベントだと思った。
・里山の保全についての難しさを認識できた。
・素晴らしい写真を見せてもらって、自分もこれから外に出てじっと自然に目をこらしたいと思った。
■プログラムを実施して苦労した点
冬でも人が集まるイベントということで、屋内のイベントを考えて計画しましたが、当日は小学校のスキー学校と重なってしまいました。
お子さんにも参加してもらうよう考えていたのですが、子どもの参加者がありませんでした。スケジュールの検討は慎重にするべきだと思いました。
■プログラムを実施してよかった点
思った以上に多数の一般の大人の方に参加していただき、今回のイベント会場で会員になってくれた人が複数いました。
会の活動の有意義なことと熱意が伝わった結果だと思います。
今後のイベントを楽しみにして下さる方も多く、来年度の活動へ向け、良い弾みがついたと思います。
■特に、寄付が活きたなーと感じた点
自然環境を守り、里山を保全するということは待った無しの課題です。誰もが心の中で何とかしなければいけないと思っている中で、前へ踏み出すことができないのが現状です。
そういった気持ちを持っている方々の熱意を、寄付という形で直接後押ししてもらいました。設立されて間もない会ですが、会を知ってもらうための広報や、観察会から今回のイベントをする中で里山保全の重要性を訴えることが、実際の保全活動を伴って始めることができました。
イベントには一般の方に参加していただき、自然保護の意識を高く持ってもらうことができましたし、今後もそういった人がより多くなってもらうよう今回の活動の成果を活かしていきたいと思います。