SAVE JAPAN プロジェクト 2016-2017

レポート

新潟カメプロジェクト2017~現地調査会in佐渡~

2017年08月26日(土)実施
  • はちゅう類
  • 両生類
  • 湿原

レポート

8月26日、新潟県佐渡市両津の住吉大池で、「新潟かめプロジェクト2017~現地調査会in佐渡~」を開催しました。
今回の現地調査会は、佐渡地域の環境保全活動に取り組む「佐渡在来生物を守る会」と協力し開催。
佐渡在来生物を守る会の協力や大学生の参加を得ながら、カメトラップを用いた捕獲調査や捕獲した生き物の観察会を実施しました。

当日のスケジュール

13:00~受付開始
13:30 開会・オリエンテーション

13:45~現地調査
   (双眼鏡や望遠鏡を用いた目視調査、カメトラップを用いた捕獲調査など)
14:30 調査のまとめ、ふりかえり
   (在来カメと外来カメの見分け方や特徴、生息環境の解説など)

15:30 閉会

(イベント後、実施団体及びNPO等での調査共有会の実施)

実施内容

※写真データに不具合があり、復元を試みています。

このイベントで得られたこと

・佐渡市住吉大池付近のカメの生息状況を確認できた。
・カメの調査を通じて、外来種への対策や啓発を行うことができた。
・地元の自然環境に関心を持ってもらうことができた。

参加者の声

  • ・ブラックバスやアカミミガメなどの外来種は、地元の自然にとってよくないことがわかった。
  • ・在来生物が安心して生息できるように考えていかなければいけない。
  • ・たくさんのいきものをみれてたのしかった。

イベント実施結果

参加者数
25名
アンケート回答数
18名
参加者満足度
88%
実施してよかった点
・実施団体だけでなく、佐渡地域の環境保全団体や学生などと連携して実施できた。
・参加者に佐渡地域の自然環境保全へ関心を持ってもらうことができた。
・外来種であるアカミミガメ(ミドリガメ)の増殖状況などを知ることができた。
実施して苦労した点
・天候や佐渡地域側の協力団体の都合(天候に合わせた池の状況)もあり、開催日の変更が生じてしまった。
特に寄付が活きたと感じた点
・実施団体が、捕獲や調査に使用するツールを新たに購入することができました。
・県域をフィールドに活動している実施団体が、佐渡地域の団体や自治体等とのネットワークを深める機会を持つことができました。