新潟カメプロジェクト2017~観察会&カメシンポジウムin新潟~
2017年09月03日(日)実施
レポート
6月11日、新潟市東区のじゅんさい池公園で「新潟かめプロジェクト2017~観察会&カメシンポジウムin新潟~」を開催しました。
イベント当日は過ごしやすい天候に恵まれ、近隣の地域から80名を超える参加者が集まりました。
午前中はじゅんさい池公園の生き物や生態系の観察会を実施。
午後は今年県内4か所で行ってきたカメの現地調査について報告、あわせてニホンイシガメ保護と外来アカミミガメ対策の勉強会を行いました。
観察会の前には、イシガメ、クサガメ、スッポン、アカミミガメの4種を実際に見せながらスタッフが特徴などを解説。
参加者からは「地域在来の生き物を守っていくことが大切」「自然環境の保全について考える意識が高まった」などの声が寄せられました。
当日のスケジュール
<午前の部>
9:30~受付開始
10:00 開会・オリエンテーション
10:15~11:30 じゅんさい池公園での観察会
11:30~12:00 調査のまとめ・ふりかえり
12:00 閉会
<午後の部>
13:00~16:00 カメシンポジウム
・報告/新潟県内4地域で実施した現地調査会の結果
・講演(勉強会)/「ニホンイシガメ保護と外来アカミミガメ対策」
小林頼太 氏(東京環境工科専門学校)
9:30~受付開始
10:00 開会・オリエンテーション
10:15~11:30 じゅんさい池公園での観察会
11:30~12:00 調査のまとめ・ふりかえり
12:00 閉会
<午後の部>
13:00~16:00 カメシンポジウム
・報告/新潟県内4地域で実施した現地調査会の結果
・講演(勉強会)/「ニホンイシガメ保護と外来アカミミガメ対策」
小林頼太 氏(東京環境工科専門学校)
実施内容
このイベントで得られたこと
・じゅんさい池公園に生息する生き物について広く学ぶことができ、地元の自然環境を考えるきっかけになった。
・これまでの現地調査会や実施団体が持つ情報から、県内のカメの生息状態を把握することができた。
・シンポジウムでは、実施団体を中心をした関係及び協力団体等が、在来種の保護や外来種への対策などに関して学ぶことができた。
・これまでの現地調査会や実施団体が持つ情報から、県内のカメの生息状態を把握することができた。
・シンポジウムでは、実施団体を中心をした関係及び協力団体等が、在来種の保護や外来種への対策などに関して学ぶことができた。
参加者の声
- ・じゅんさい池公園でイシガメがいなかったのが残念だった。
- ・在来カメと外来カメについてわかりやすく解説いただき、カメを通して環境問題を考えるきっかけになった。
- ・専門家のお話しを聞いて、ほっといてはいけない問題だと実感しました。
イベント実施結果
- 参加者数
- 84名
- アンケート回答数
- 67
- 参加者満足度
- 82%
- 実施してよかった点
- ・実施団体だけでなく、新潟地域で活動する環境分野のNPO、環境ボランティア、水族館などと連携して実施できた。
・午前中と午後のプログラムを通して、地元の自然環境保全へ関心を持ってもらうことができた。
・外来種であるアカミミガメ(ミドリガメ)の増殖状況などを知ることができた。
・子どもたちだけでなく、若者や女性の参加も多かった。 - 実施して苦労した点
- ・実施団体と会場側の確認不足で、当日捕獲できる生き物の把握がしっかりできていなかった。
・参加者数にあまり影響は出なかったが、広報期間が学校の夏休み期間と重なってしまったこともあり、会場近隣の小学校で早く夏休みに入ってしまった学校にチラシ配布ができなかった(その分、会場より少し遠い地域の学校に配布した)
・開会の場所とフィールドが少し離れていたため、フィールドから直接帰宅してしまう参加者もいて、アンケート回収が少しうまくいかなかった。 - 特に寄付が活きたと感じた点
- ・近隣の小学校(東区、中央区、江南区中心に抜粋)へ全児童へチラシ配布をすることができました。
・実施団体が調査に必要なツールを購入することができました。