高梁川流域の代表的な希少種生物を対象として、年間を通して、その生息環境の整備と観察を一連の活動として、以下のとおり実施する。

1） ブッポウソウの巣箱つくりとその設置と観察
親子を対象として専門家による高梁美しい森周辺に生息するブッポウソウの生態を学ぶ講座とその生息のための自然環境の整備、巣箱つくりを行い、毎年7月上旬の飛来を待って観察を行う。自然や生命の循環を学びその環境づくりについての意識を向上させる。（10月：巣箱つくり、7月観察）

2） 高梁川流域の淡水魚他水生生物の観察と環境整備
小中学生を対象として岡山県立大学を会場として、その周辺に生息している淡水魚他の水生生物の観察や生息環境の確認、整備を行う。（11月）

3） ウスイロヒョウモンモドキの草原
新見市草間台土橋の住民と協働して、ウスイロヒョウモンモドキの草原をつくるための下草刈りや専門家の指導による人口羽化の環境整備を行う。（12月：下草刈り、6月観察）

高梁川の森里川海のつながりの中で生きている様々な生物の生息環境をつくり、その観察を通して生き生きとした自然･生命を感じよう！

2016年10月から2017年7月まで

岡山県西部を流れる高梁川流域の自然、歴史･文化、産業、環境などを体験型の学びのコンテンツとして、流域の「地域教育を実践する学校形態の事業を展開している。

1998年のNPO法成立時から、NPOの支援を通じて地域社会の課題解決を促し、「地域の課題を地域が解決できる」豊かな市民社会の実現を目指す民間の非営利組織です。

岡山県内唯一の県内全域を対象とした市民団体、社会事業者の支援団体として、民間の立場から、設立や経営の相談、事務のサポート、各種研修会の実施、寄付基金の運営、CSR・社会事業進出支援、ネットワークづくり、政策提言等の取り組みを行っています。