SAVE JAPAN プロジェクト 2016-2017

自然体験やものづくり体験イベントをしながら、里山の森林保全の課題の解決に向けて活動する!

活動内容

絶滅危惧種のツキノワグマとの共存をテーマに、都市部の高校生と一般公募者に、実際に生息地へ出かけて、ツキノワグマの性質や生態、人の側からの問題点等を学んでもらい、人とクマとの境界を明確にするために里山林の整備をおこなってもらう。

出雲西高等学校の環境福祉コースの2年生、3年生(各35名程度)、一般公募者(20名程度)に、ツキノワグマの生息地である飯南町へ出かけてもらい、絶滅危惧種のツキノワグマとの共存をテーマに、都市部の高校生に、実際に生息地へ出かけて、ツキノワグマの性質や生態、人の側からの問題点等を学んでもらい、人とクマとの境界を明確にするために、間伐・枝打ち・下草刈り等の里山林の整備を行ってもらう。

カリキュラムの都合で2年生は1日で、座学も体験も行うこととなるが、3年生は、事前に座学を行ったうえで、飯南町で1日中体験活動を行う。

一般公募者は、座学と体験に森林を楽しむイベントをプラスした内容にする。

一言アピール

ツキノワグマは、中国地方の生態系ピラミッドの最上位に位置付けられるが、現在マスコミなどでも取り上げられているように、人との不幸な事件が多発している。これには様々な要因が考えられるが、その1つとして、里山生活者の大きな減少に伴い、里山の維持管理が持続できず、里山と奥山の境界が明確でなくなってきていることも挙げられる。このことを、高校生と一般公募者に体験等を通して理解してもらい、問題意識そのものを共有してもらいたい。

活動時期

2017年5~7月頃イベント開催予定。

実施団体プロフィール

特定非営利活動法人 もりふれ倶楽部

「里山自然塾」をはじめ、自然観察会、里山ものづくり体験、ネイチャーゲーム教室等、拠点の島根県立ふるさと森林公園のみならず、県内の公民館・学校・各種団体へ出前講座も実施しています。その規模は、年間70~100回程度、参加者合計約3千人程度です。自然体験やものづくり体験指導をしながら、里山の森林保全の課題(間伐の遅れによる山林の荒廃、人が手を離したため荒廃竹林が増加)の解決に向けて活動しています。

特定非営利活動法人 もりふれ倶楽部

〒699-0406
島根県松江市宍道町佐々布3352ふるさと森林公園学習展示館
Tel. 0852-66-3586
Fax. 0852-66-3586
E-mail: morifure@coffee.ocn.ne.jp
担当: 野田真幹

公益社団法人 日本環境教育フォーラム

日本環境教育フォーラム(Japan Environmental Education Forum:JEEF)は、国内外で環境教育を推進する団体や個人の会員とともに、環境教育によって持続可能な社会の実現を目指すNGOです。1987年に「第1回清里フォーラム(現:清里ミーティング)」を開催し、その事務局が母体となって1992年に日本環境教育フォーラムが発足しました。以来、「自然体験を通した環境教育」を根幹とし、幅広く質の高い環境教育の推進に向けて活動しています。

公益社団法人 日本環境教育フォーラム

〒116-0013
東京都荒川区西日暮里5-38-5日能研ビル1階
Tel. 03-5834-2897
Fax. 03-5834-2898
E-mail: emiko_tarumi@jeef.or.jp
担当: 垂水恵美子