SAVE JAPAN プロジェクト 2016-2017

レポート

ツキノワグマと同じ時代に生きている幸せ~みんなで取り組む境界線づくり~

2017年06月25日(日)実施
  • ほにゅう類
  • 森林
  • 里山

レポート

当日のスケジュール

8時15分  松江殿町郵便局 出発
9時     ふるさと森林公園着
① 開講式
 ・損保ジャパン日本興亜株式会社 山陰支店
  支店長 山端 豪 様からご挨拶
 ・スタッフ紹介
 ・雨プログラムで開催するため、本日の行程確認
②アウトドア料理の下ごしらえ
  9時30分  ふるさと森林公園 出発 
10時50分  下来島(しもきじま)山林 着
                  ・簡単なストレッチ
                  ・説明しながら移動
                  ・前回、境界づくり作業を行った高校生の活動紹介
       ・ツキノワグマと人の境界づくり作業~簡易な作業
                   (伐倒され細かく切った木の片づけ)                 
11時30分   下来島山林 出発
12時50分   ふるさと森林公園 到着
                    ホイル焼きの釜だしを見学
13時      昼食(カレーライス、鶏肉の塩麹ホイル焼き、じゃがいものホイル焼き)
13時50分   後片付け
14時00分   アウトドアクッキング(ホイル焼き)のおさらい
14時10分   ツキノワグマの話
15時00分   木の実工作「動物づくり」
15時30分   ふりかえり、アンケート記入・回収
15時45分   ふるさと森林公園 発
16時30分   松江殿町郵便局にて解散

実施内容

中国山地は県境に至るまで集落があり、同じエリアにツキノワグマと人が共存しています。このことによりおこる問題を広く冷静に考え、ツキノワグマと共存できる未来を、参加者と一緒に考えました。
当日は雨降りの一日。早めに下来島山林の作業を切り上げ、食後は、ふるさと森林公園で木の実工作に取り掛かりました。

写真 上から
1.アウトドアクッキングの下ごしらえ
2.バスの中で、熊の解説
3.下来島(しもきじま)地区での作業
4.アウトドアクッキング:釜だし
5.昼食後、クマの生態について解説
6.お土産作り「木の実工作」


















 























































































このイベントで得られたこと

ツキノワグマは、昨今のニュースで怖いイメージが先行している。今回のイベントを通して、参加者にはツキノワグマと人は共存する事が可能であり、里山に人の手が入ることで、自然を守る事に繋がると理解してもらえた。中国山地に棲むツキノワグマは、食物連鎖の頂点に立っている。そのためツキノワグマが生息できる森は、生物相が豊かな森であると言うことができる。私たちにとって、ツキノワグマは次世代に残していく財産だと認識してもらえたのではないだろうか。
参加者には、自然の中での作業が楽しくて、もっと長時間作業をしたいと思っていただけたようだ。今後の自然活動への参加意欲に繋がったと思われる。
1日を通して、私達が取り組めるツキノワグマに遭遇しない方法や、ツキノワグマに人との境界を認識させる取組が大切だという事を知ってもらえたと感じている。

参加者の声

  • 山林作業をもう少ししたいと思いました。ツキノワグマについて考える機会があり良かったです。(男性/40代)
  • 山の見学、鶏肉・ジャガイモ料理、講義、おきものつくりなどたくさんの内容を企画いただき楽しめました。(女性/40代)
  • クマの出没に関するニュースが多い中、専門家のコメントでクマと共存出来る場所、クマの住む場所、クマが立ち入ってはいけない場所の棲み分けが必要とあった。実際どうすれば良いかわからなかった。里山の環境を考えると・・・・しかし今日のイベントに参加させていただき、答えの1つを見つけることができました。又このようなクマについてのイベントを企画して下さい。(女性/60代)
  • イベント内でいろいろな体験ができた。自然との共存を考えるというテーマがはっきりしていて、クマいついての知識もたくさん学べた。昼ご飯おいしかった。(女性/40代)
  • 森に行って作業し、話を聞くことがとても有意義でした。(女性/50代)

イベント実施結果

参加者数
大人20名、子供4名
アンケート回答数
大人17名、子供3名
参加者満足度
94%
実施してよかった点
・多くの方にとって、ツキノワグマの認識が新たになり、共存を考えていかなければいけないと感じていただけた。
・自然の素晴らしさを肌で感じて頂き、自然に関する他のイベントへの積極的な関心が見られた。
・1つ1つのイベントに興味を持って、楽しく過ごしていただけた。
・木の実の工作は、作業時間の短縮の為の代替えとして実施したが、お土産にもなり大人でも楽しめるものだったので良かった。
実施して苦労した点
当日、雨プログラムにスケジュールに変更した。そのため、昼食の時間等スムーズな運営ができるか、時間配分に多少の懸念があった。
特に寄付が活きたと感じた点
バスを使用することにより、多くの人が一緒に移動できた。バスの中でもツキノワグマについて話ができ、有意義な時間を過ごすことが出来た。