SAVE JAPAN プロジェクト 2016-2017

外来種を「とって食べる」捕獲&調理を通して、外来種の問題と活用について考えます。

活動内容

人の移動や活動に伴って、本来の生息域とは違う地域にやってきた外来種。その中でもごく一部の外来種ですが、生態系に侵略的な影響を与えて問題になっています。
浜松周辺でも公園や水辺で頻繁に見かけるミシシッピアカミミガメ。佐鳴湖周辺の池にはウシガエルやアメリカザリガニがたくさん住んでいます。アカミミガメは全国に800万匹もいるといわれ、在来種のクサガメ、イシガメが代わりに少なくなってきています。

なぜこんな増えてしまったのでしょうか?その原因には「人」があります。本来罪のない生き物たちを駆除しなくてはならないならば、自分たちの手で捕まえて活用する方法はないだろうか…?

ということで、子どもでも遊びながら参加できるような効果的で楽しい捕獲方法、ストレスの少ない簡単な解体・精肉方法、安全で美味しく食べられる料理レシピ、これらを色々と試しながら研究開発します。また、生物多様性や外来種問題に関する勉強会を開催することで、最新の知識を身につけるとともに、一般に対する普及啓発をはかります。

5月28日(日) 外来種シンポジウム「外来種は悪者なの? 生物多様性って何?」
6月18日(日) ミシシッピアカミミガメを捕獲・解剖してみよう!
7月22日(土) 外来種をとって食べる(ウシガエル、アメリカザリガニ等を捕獲、調理します)

一言アピール

大人も子どもも夢中になれる「獲る/捕る」体験と、味覚をそそられる「調理して食べる」体験に、地域で問題となっている「侵略的外来種」を素材に絡めて考える機会をつくります。大人も子どもも「楽しい!」という感動を大切に、リピーターを増やしつつ、外来種が生態系に及ぼす影響や、増えた原因や対応策について、丁寧に啓発に取り組みます。

活動時期

5月~7月

実施団体プロフィール

昆虫食倶楽部

静岡県浜松市内各所で、身近な自然の中にいる生き物を参加者自ら捕まえ、みんなで料理し、美味しくいただく、 まさに『自然を味わう』イベントを開催しています。セミ、バッタ、野草、外来種など、大人も子どもも自分たちの手で捕まえて、料理して、美味しくいただいきます。

昆虫食倶楽部

〒430-0906
浜松市中区住吉5-10-15
Tel. 090-9900-0928
E-mail: furaha.natsume@gmail.com
担当:夏目恵介

認定特定非営利活動法人 浜松NPOネットワークセンター

多様な人々が社会参加する「ソーシャル・インクルージョン」で、共に支えあい、誰もが積極的に生きられる社会を目指します。地域や分野を越えた市民の活動を支える中間支援活動と、多様な人々の社会参加を支えるために、障害のある人、ICTによる社会参加、多文化共生、子ども、地域と環境の活動に取り組んでいます。

認定特定非営利活動法人 浜松NPOネットワークセンター

〒432-8021
静岡県浜松市中区佐鳴台3-52-23
Tel. 053-445-3717
E-mail: info@n-pocket.jp
担当:小林芽里