SAVE JAPAN プロジェクト 2017-2018

レポート

だざいふ遊園地 いきもの調査隊2018 [1]

2018年06月24日(日)実施
  • はちゅう類
  • 両生類
  • 昆虫・その他
  • 里山

レポート

だざいふ遊園地内のボート池およびその周辺の、某テレビ番組で池の水を抜いて調査した場所で池の周囲調査をしました。

当日のスケジュール

9:30-12:00

園長のお話

現地説明(調査の仕方)

調査(見つけどり・スウィーピング、ビーティング)

同定作業

確認種の共有

ふりかえり

実施内容


6/24(日)だざいふ遊園地いきもの調査隊2018が始まりました。舞台はだざいふ遊園地内のボート池およびその周辺、某テレビ番組で池の水を抜いて調査したあの場所です。昆虫やらヘビやらカエルやら色々ないきものが大好きな子どもたちが集まりました。



開園前の遊園地、それから立ち入り禁止区域内でのいきもの調査という特別感もあって、みんなワクワク。池の水はすっかり溜まってとても入ることはできませんが、今後は仕掛けをかけて水の中の生き物調査も行う予定です。この日は、池の周囲調査ということで、昨年までゴーカートが走っていた場所を歩いて池をぐるっと一周しました。


最初はなかなか見つけることが出来なかった子どもたちも慣れてくると色々ないきものを見つけることが出来ました。ノコギリカミキリ、ヒラタクワガタ、コクワガタ、ハラビロトンボ、オオシオカラトンボ、エダナナフシ、ナナフシモドキ、ベニシジミ、クサキリ、ツチイナゴなどの昆虫類、そしてイノシシの掘り返し、コウベモグラの坑道、ニホントカゲなどのいきものたちを確認することができました。
そしてサポートで来てくれていた西日本短期大学緑地環境学科のお兄さん、お姉さんから植物の説明もしていただきました。

次回調査は一カ月後、ガラッと出てくるいきものも変わっていることでしょう。楽しみです。

このイベントで得られたこと

下記のいきものを確認しました。

植物;クズ、イロハモミジ、イヌビワ、クヌギ、ソメイヨシノ、クワ、アカメガシワ

昆虫;クロウリハムシ、シロコブゾウムシ、イタドリハムシ、セモンジンガサハムシ、ヒトオビアラゲカミキリ、ナガゴマフカミキリ、ノコギリカミキリ、クワカミキリ、ヒラタクワガタ、コクワガタ、キュウシュウキマワリ、ツバメシジミ、スジグロチョウ、イシガケチョウ、ベニシジミ、コシアキトンボ、ハラビロトンボ、オオシオカラトンボ、ホソヒラタアブ、クロヤマアリ、アメンボ、ヒメアメンボ、キイロスズメバチ、エダナナフシ、ナナフシモドキ、ベニシジミ、クサキリ、ツチイナゴ、ホシハラビロヘリカメムシ、マルカメムシ、オオホシカメムシ、ヒメホシカメムシ、ナガメ、ヒメナガカメムシ、コカマキリ、ハラビロカマキリ、

ほ乳類;イノシシの掘り返し、コウベモグラの坑道

鳥類;ヒヨドリ、シジュウカラ

爬虫類;ニホントカゲ

その他;オカダンゴムシ

参加者の声

  • 見たことのない虫や知識を得られた。(大人)
  • 家の近所にいない虫がいて、知識が増える。
  • 多くの生物と触れ合うことができた。(子ども)
  • いきものをみつけた。(子ども)

イベント実施結果

参加者数
参加者;子ども26人 大人2人  入場のみ;子ども1人 大人7人
参加者満足度
100%
実施してよかった点
話題性あるプログラム(池の水を抜く)をいかし、より広く参加者を得ることができた。
実施して苦労した点
酷暑続きで、天気読みに留意した。
特に寄付が活きたと感じた点
・新たな活動フィールドを得ることができた。
・多種多様ないきものを確認できた。
主催・共催
主催:まほろば自然学校
共催:だざいふ遊園地  特定非営利活動法人ふくおかNPOセンター
協力・後援等
協力:太宰府天満宮  太宰府市観光協会
後援:太宰府市  太宰府市教育委員会
協賛
損害保険ジャパン日本興亜株式会社