まほろばの森ビオトープ5周年報告会&いきものウォークラリー~春の巻~
2018年03月25日(日)実施
レポート
まほろば自然学校は、太宰府市民の森にビオトープ(いきものが安心してすごせる湿地)を再生し、保全しています。このビオトープづくりが5周年を迎えることにあわせて、太宰府市民の森でイベントを行いました。昼食は、美味しい汁物を楽しむこともできました。
当日のスケジュール
10時~11時半 5年間のビオトープづくりについてのお話
ビオトープでのいきもの探し
11時半~13時 昼食休憩(豚汁とシシ汁をご用意)
13時 ~ 15時 まほろばウォークラリー(「太宰府市民の森」内をクイズラリー形式で散策)
ビオトープでのいきもの探し
11時半~13時 昼食休憩(豚汁とシシ汁をご用意)
13時 ~ 15時 まほろばウォークラリー(「太宰府市民の森」内をクイズラリー形式で散策)
実施内容
春らんまんの日曜日、イベント当日を迎えました。まずは、ビオトープのそばにある広場で、まほろば自然学校のクマちゃん(岩熊さん)とガンちゃん(岩松さん)から、これまでのビオトープづくりの経過や四季折々で生息するいきもののお話を聴きました。写真の通り、皆、興味津々で聴いていました。
お話を聴いた後にはビオトープへ。つくしがあちこちに見られ、ちょうちょも舞っていて、「春らんまん」そのもののような天候でした。
ビオトープ内のあちこちには、おたまじゃくしが元気に泳いでいました。
午前中、たっぷりとビオトープで活動したところで昼食タイムに。ビオトープから森の方へ進んだところにある広場に改めて集合したところで、損害保険ジャパン日本興亜株式会社 福岡中央支店の渡邊 明課長様よりご挨拶いただきました。
学生ボランティアの皆さんのご紹介もなされました。ここ数回、精力的に参加してくれて、とても心強い存在です。
その後、参加者に汁物が振る舞われ、手持ちの米飯とともに美味しく召し上がっていました。中にはおかわりを何度もする子どもたちや大人の姿も。
腹ごしらえが済んだところで、午後の「まほろばウォークラリー」の説明が始まりました。「太宰府市民の森」の中をクイズラリー形式で回り、いくつかのスポットにはいきものに関する設問が待ち受けています。
結構な起伏もあるエリアですが、子ども達は元気に駆け回りながらクイズのスポットを見つけていました。
まだ全てのスポットを回り切れていない段階ではありましたが、いったん集合して、答え合わせ。全問正解とはいかずとも、結構な数を当てている子ども達もいました。
ふりかえりの時間では、希少種含むいきものの面白さと、身近な自然に関心を払って大切にすることなどのお話がなされました。ビオトープや森の中をしっかり動き回って、いきものの環境を体感できた一日となりました。
このイベントで得られたこと
新規参加層を得ることができた。
実施団体が長らく熟知しているビオトープと森をフィールドとしたことで、じっくりと学びを深めることができた。
食事提供も含めたことで、一層の愉しさを演出できた。
実施団体が長らく熟知しているビオトープと森をフィールドとしたことで、じっくりと学びを深めることができた。
食事提供も含めたことで、一層の愉しさを演出できた。
参加者の声
- 森林の中ですごす時間で、リフレッシュできました。(40代・女性)
- 近所で自然と触れることができました。(30代・男性)
- 久しぶりに野山を歩いて気持ちよかったです。(40代・女性)
- クイズをしながらたんけんしたことがたのしかった。(小学1年生)
- みんなでぶたじるをたべるのがたのしかった(小学4年生)
イベント実施結果
- 参加者数
- 57
- アンケート回答数
- 大人 17 子ども 30
- 参加者満足度
- 100%
- 実施してよかった点
- 市外からも新規の参加者を得た。
- 実施して苦労した点
- 雨天で順延となった。
- 特に寄付が活きたと感じた点
- 1日間で、午前・午後それぞれに、濃厚かつ楽しい内容のプログラムを展開できた。
- 主催・共催
- 主催:まほろば自然学校
共催:特定非営利活動法人ふくおかNPOセンター - 協力・後援等
- 太宰府しぜん再生・保全協議会、認定特定非営利活動法人日本NPOセンター
- 協賛
- 損害保険ジャパン日本興亜株式会社