SAVE JAPAN プロジェクト 2017-2018

レポート

ブッポウソウの巣箱つくりと自然観察

2017年10月15日(日)実施

レポート

当日のスケジュール

09:00 岡山駅集合
10:00 会場到着・開会挨拶・プログラム趣旨・スケジュール説明・講師紹介
10:10 ブッポウソウの生態についての講義
    講師:岡山大学大学院博士課程 黒田聖子氏
10:50 ブッポウソウの巣箱つくり
12:00 昼食(地元の食材を使用したシシ汁、漬物等)
13:00 ブッポウソウの生態環境と巣箱状況の観察
14:30 閉会

実施内容

親子を対象として、高梁美しい森周辺に生息するブッポウソウの生態を学ぶ講座と巣箱づくり、そして今季滞在し子育てを終えた巣箱の観察を行いました。体験前の講義ではブッポソウの写真や記録音声、生態についてのクイズも交え、楽しく理解しやすい内容となりました。

巣箱づくりでは子どもから大人まで一緒に協力し合い、完成した巣箱に名前やイラストを描いたあと、記念撮影を行いました。

完成した巣箱と一緒に記念撮影

昼休憩ののち、ブッポウソウが子育てし終えたあとの巣箱を観察、分厚く堆積された草や土をほぐしながらブッポウソウが食べた昆虫の羽などを観察し生態についてさらに知識を深めました。

このイベントで得られたこと

参加者主体の活動も取り入れ、里山と生物、人間との関係について知識と体験の両方から学ぶことができました。また次回も参加して実際にブッポウソウを見てみたいという声も多く聞くことができました。

参加者の声

  • 普段の生活の中では知ることのできない知識や経験を得ることができた
  • ブッポウソウの生態系、巣箱づくりを通して生物保全活動の熱を感じた
  • 巣箱づくりが楽しかった、ブッポウソウをもっとよく見てみたい

イベント実施結果

参加者数
21名
アンケート回答数
62%
参加者満足度
92%
実施してよかった点
参加者に講義だけでなく実際に巣箱をつくることで自然・生命の循環を生き生きと伝えることができた。
保護活動を行っている人たちの熱意が伝わってきた。
昼食で地元食材を使ったメニューが提供されその地域の特徴も学ぶことができた。
実施して苦労した点
当日はあいにくの雨だったため、屋外から屋内へ場所を変更し、屋内での巣箱観察の説明方法など工夫が必要となった。
特に寄付が活きたと感じた点
中型のバスをレンタルすることで、公共交通機関の十分でない土地へ自家用車を持たない人にも参加していただくことができた。
ブッポウソウの専門の知識をもつ講師や巣箱キットの道具活用により保護活動のより深い理解を促進することができた。
主催・共催
一般社団法人 高梁川流域学校
特定非営利活動法人 岡山NPOセンター
協力・後援等
認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター
協賛
損害保険ジャパン日本興亜株式会社