SAVE JAPAN プロジェクト 2017-2018

レポート

ウスイロヒョウモンモドキ保護活動と自然観察

2017年12月10日(日)実施
  • 昆虫・その他
  • 里山

レポート

絶滅危惧種Ⅰ種に指定されているウスイロヒョウモンモドキの生態について専門家からの説明を受け、幼虫の餌となるカノコソウの生育を促す目的とした環境整備の見学を行いました。

当日のスケジュール

08:30 岡山駅集合 送迎バスにて移動
10:00 新見市草間土橋交流センター集合・開会式
10:10 ウスイロヒョウモンモドキの講義
11:15 昼食・交流会(地元の食材をつかった田舎うどん、おにぎり)
12:30 ウスイロヒョウモンモドキ生育環境観察
14:10 閉会

実施内容


専門家からウスイロヒョウモンモドキの生態やこれまで当地域で実施されてきた草刈りの活動についてご説明いただきました。

来年再び蝶が舞うことを楽しみに、作業は広範囲に行われました。

草刈りの後は地域の方々と共に昼食をいただき、様々な世代の方と交流しながら、草刈りの作業は絶滅危惧種の保護活動だけではなく、地域の観光や活性化につながる活動であると伺いました。

このイベントで得られたこと

絶滅危惧種と里山の保全を結びつけることで活動の意義や保護活動の重要性、継続の難しさについて学ぶことができました。

参加者の声

  • 絶滅危惧種の生態について理解ができた
  • 地元ならではの話を聞くことができた
  • 地域の方々の努力によって安定した蝶の保護活動が継続できている、来年蝶をぜひ見てみたい
  • 地元の食材を使った昼食が美味しかった。専門家の方や地域の方とも交流ができ、また参加したいと思った。

イベント実施結果

参加者数
7名
アンケート回答数
5名
参加者満足度
80%
実施してよかった点
体力的にも厳しい絶滅危惧種への保護活動を実際見学することで生物が暮らす環境の関心の高まりとともに地域への関心の強さを実感する機会となりました。
実施して苦労した点
積雪の季節であり、当日にならなければ現地での作業が実施可能な状態であるか判断が難しいので、中止になった場合の判断や参加者への連絡体制等、地域との密な連携に重点を置きました。
特に寄付が活きたと感じた点
中型のバスをレンタルすることで、公共交通機関の十分でない土地での活動へ、自家用車を持たない方にも参加いただくことができました。
主催・共催
一般社団法人 高梁川流域学校
特定非営利活動法人 岡山NPOセンター
協力・後援等
特定非営利活動法人 日本NPOセンター
協賛
損害保険ジャパン日本興亜株式会社