SAVE JAPAN プロジェクト 2017-2018

レポート

シンポジウム「生き物の住みやすい環境づくりを目指して」

2018年05月19日(土)実施
  • 昆虫・その他

レポート

SAVE JAPANプロジェクトにて2014年から現在まで実施している「ブッポウソウ」と「ウスイロヒョウモンモドキ」の保護活動について、これまでの取り組みをふりかえるとともに、これから何をすべきかについて考えるシンポジウムを開催しました。

当日のスケジュール

14:00~ 開会あいさつ
14:05~ SAVE JAPANプロジェクトの目指すところ
14:15~ これまでの高梁川流域学校の取り組み
14:30~ 各プロジェクトの報告
     ・ブッポウソウの保護活動
     ・ウスイロヒョウモンモドキの保護活動
15:45~ パネルディスカッション「生き物の住みやすい環境づくりを目指して」
16:45~ 質疑応答
17:00  閉会

実施内容


第一部では高梁川流域学校での取組みの紹介と各プロジェクトからの報告として黒田聖子氏
(兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科)と小見山節夫氏(NPO法人フォレスト
フォーピープル岡山)よりブッポウソウについての生態と保護活動を、松尾秀行氏(日本
チョウ類保全協会)と三宅誠治氏(鱗翅学会保護特別委員)よりウスイロヒョウモンモドキ
の生態と保護活動について紹介していただきました。
また保護活動を通して見えてきた課題などもお話ししていただきました。

第二部では第一部のゲストに加えて村中尚樹氏(損害保険ジャパン日本興亜株式会社)、
河邉誠一氏(倉敷芸術科学大学名誉教授)、江田伸司氏(倉敷市自然史博物館)、
吉田建治氏(認定NPO法人日本NPOセンター)をパネリストに迎え、池田満之氏(中国学園
大学准教授)のコディネートのもと「生き物の住みやすい環境づくりを目指して」をテーマ
にディスカッションを行いました。
専門家から見た観察会の在り方や地域住民にとって生き物を保護することの重要性など様々
な意見が発表されました。

このイベントで得られたこと

今回初めて参加された方も参加回数を重ねている方も希少生物種の理解と自然環境保護への促進につながりました。

参加者の声

  • 様々な分野の方から話しを聞くことができてよかった
  • 環境保全の大切さを感じることができた
  • 今後も自然環境の保護活動に参加していきたいと思う

イベント実施結果

参加者数
大人30名 
アンケート回答数
大人14名
参加者満足度
71%
実施してよかった点
今回初めてSAVEJAPANイベントや環境保護活動に参加された方も多く、身近な希少生物の存在と共存することの重要性を伝えることができました。
実施して苦労した点
シンポジウムの企画・コーディネート、プログラムなど工夫しました。
特に寄付が活きたと感じた点
参加費を無料とし、デザイン性の高いカラーチラシが作成できたので初めての方も参加しやすくなりました。
主催・共催
一般社団法人高梁川流域学校
特定非営利活動法人岡山NPOセンター
協力・後援等
認定特定非営利活動法人日本NPOセンター
協賛
損害保険ジャパン日本興亜株式会社