SAVE JAPAN プロジェクト 2018-2019

レポート

いきもの探し探検隊「鬼沼の森と湖の自然学校」

2019年04月20日(土)実施
  • 里山

レポート

「いきもの探し探検隊」鬼沼の森と湖の自然学校が スタート致しました。 第1回目は、里山のいきもの編です。郡山市湖南町で自然体験プログラムを企画・実施しております、ホールアース自然学校福島校の伊藤航さんと 一緒に福島大学のボランティアの学生さんにもお手伝いを頂き、SDGS(エス・ディー・ジーズ)について説明。

SAVEJAPANプロジェクトは、各地域固有のいきものや植物、希少生物種の保全を軸に「体験×参加×パートナーシップ」の手法で、国内の各地域からSDGSの17のゴールに影響を与えていることや参加者自身の生活や暮らしにどのように関係があるかわかりやすく説明をいただきました。

今回の里山いきもの編は、掘り上げを行いながら、掘りの中に生息するいきものを探します。掘り上げってどうしてするの?そんな疑問をわかりやすく紙芝居を通して説明を行いました。掘り上げを行うことによって、水の中のいきものが生息する環境がきれいになり、すべてのいきものが仲良く生存していくためには、大事なことなんだということを紙芝居を通しながら学びました。

当日のスケジュール

《スケジュール》
09時30分 受付開始
10時00分 開会式(主催・運営支援)挨拶/プロジェクト趣旨説明
10時15分 里山探検スタート
12時00分 まとめ・感想(アンケート)
12時15分 あったかい参加者お楽しみの昼食!
13時00分 解散(閉会)

実施内容

SDGsを知っていますかと参加者へ問いかけてみると3分の1が知っていると、子どもたちへわかりやすく私たちの生活にどのように関係があるのかを質問形式で学ぶ時間をつくりました。



掘り上げを行うことによって、水の中のいきものが生息する環境がきれいになり、すべてのいきものが仲良く生存していくためには、大事なことなんだということを紙芝居を通しながら学びました。 大人の人が中心になり、スコップやジョレンを用いて、掘り上げを行いました。


お父さんがスコップで堀り上げ、子どもたちは夢中に泥の中から、いきものを見つけて、水槽に入れて、お母さんが何のいきものか調べています。


どじょう、トンボのヤゴ、イモリ、おたまじゃくし、タガメ、タニシなどのいろんな生き物がいました。


つかまえたいきものをよく観察し、みなさんに絵をかいていただきました。


どんないきものを見つけたか、スケッチして、ファイルに綴じて植物図鑑を作成します。


イベント終了後、青空の下でお弁当の時間です。

このイベントで得られたこと

生活が便利になることは、いかに環境に負荷をかけて暮らしているかを観察を通じて学ぶことができたこと。 希少生動植物の保全をするために環境に良いものを日常に使用するように私たちが心がけていかないと今の環境は維持することが出来ないことが堀り上げを通じて参加者が体験できた。

参加者の声

  • 子どもが引きこもりで同じ世代と関わることがなかった生活に自然を通じて自然と人と触れ合えて子どもの笑顔がみれたことや自らまた参加したいといっていること(40代男性)
  • 子どもが生き物を夢中で探している姿や、同じ子どもたちと笑顔で喜んでいる姿が見れたこと(30代女性)
  • 普段の生活で体験できないことが出来、環境について家族で考えるいいきっかけをいただいた。(30代女性)
  • 泥の中から生き物を探す体験がよかった、SDGsを子どもと一緒に考えるイベントに参加できるとはおもわなかった。(40代男性)
  • 図鑑ではない本物をみることができた(6歳男の子)

イベント実施結果

参加者数
大人33人  子ども34人
アンケート回答数
大人30人  子ども24人
参加者満足度
90%
実施してよかった点
多様な主体と連携しイベントを実施できたこと。
実施して苦労した点
県内全域から家族連れで、いかに参加していただくことができるか、情報をいかに届けることができるかに力を入れて取り組んだ。
特に寄付が活きたと感じた点
堀り上げに使用する備品を購入することが出来たこと。

メディア掲載





福島民報(2019年4月24日)
主催・共催
実施団体:特定非営利活動法人江湖村
運営支援:特定非営利活動法人うつくしまNPOネットワーク
協力・後援等
協力:認定特定非営利活動法人日本NPOセンター
後援:福島県地球温暖化防止活動推進センター
協賛
損害保険ジャパン日本興亜株式会社