SAVE JAPAN プロジェクト 2018-2019

レポート

【プレイベント】中津干潟ズグロカモメ冬鳥観察会を行いました

2019年12月01日(日)実施

レポート

このプロジェクト一連の目的である、周辺市民への環境啓発と新たな保全の枠組みを探求すること、
まずこのイベントから取り組みを始めました。

天候にも恵まれ、この時期に中津干潟に飛来する絶滅危惧種のズグロカモメや、多くのシギ・チドリ類を
親子連れや学生ら参加者と観察することができました。

なぜ、この時期にわざわざ鳥たちがこの干潟にやってくるのか、干潟の重要性を参加者に伝えられ、
多くから公的な枠組みでの保全の必要性を理解していただけたかと思います。

(公的保全に向かうべきかアンケートで、参加者の80%が「そう思う」と回答)

当日のスケジュール

13:00 中津市東浜「ひがたらぼ」にて受付開始
13:30 観察会開始、観察説明など

     野鳥の会(有志)やスタッフからスコープの取り扱いや鳥の説明

15:00 観察終了、
     らぼ横で温かいものふるまい
     アンケート記入
15:30 終了、解散

実施内容


観察会開始、注意事項説明


観察会の様子


アンケート記入と鱧汁などのふるまい


集合写真


★3月中旬の中津干潟にいるズグロカモメの一羽

このイベントで得られたこと

◎実施団体のイベント重複等によるスタッフ数が少ないにも関わらず
鳥観察や説明のため協力してくれた野鳥の会有志のみなさんに感謝します。
また学生スタッフの協力もあり、鳥観察での安全面も確保でき、
団体間の連携ができたことがよかったです。

参加者の声

  • 中津干潟の素晴らしさを知り、鳥についての知識も少しわかりました(30代、女性)
  • この地域の浜辺が貴重な水辺であることがわかったので満足しました(40代、男性)
  • 詳しい人から解説をきくことができた(40代、男性)
  • とりをそうがんきょうでみたのがたのしかった。(小学校1年生)
  • 知識が増えた とりをしゃしんでとってみたい ひがたにはいりたい 珍しい生物を見れた など

イベント実施結果

参加者数
参加者 22名(中学生以上16名、小学生以下6名) スタッフ15名(野鳥の会関係者6名、大学生3名、主催側スタッフ6名)
アンケート回答数
14名 (中学生以上10名、小学生以下4名)
参加者満足度
80%
実施してよかった点
◎新たな団体との連携ができたこと

◎新規参加者が割と多く来てくれたこと
 (中津干潟や希少種の存在を知ってもらえたこと)
 知人からの紹介でいらしてくれた方が多かった
実施して苦労した点
◎観察会機材の調達(個人のものに頼る)

◎海岸部での観察会なので、安全面に配慮したこと
特に寄付が活きたと感じた点
◎中津市特産のものを参加者に提供できたこと

◎スタッフの手当支給
主催・共催
主催:特定非営利活動法人水辺に遊ぶ会

   http://mizubeniasobukai.org/

共催:特定非営利活動法人おおいたNPOデザインセンター

   https://oitanpodesign.wixsite.com/ondc
協力・後援等
協力:野鳥の会(有志)

   日本文理大学

   認定特定非営利活動法人日本NPOセンター
協賛
損害保険ジャパン株式会社