SAVE JAPAN プロジェクト 2018-2019

レポート

【プレイベント2】「中津干潟アカデミア」盛大に終わりました

2019年12月22日(日)実施
  • 昆虫・その他
  • 藻類

レポート

2020年【挑戦期】にむけてのプレイベント第2弾「中津干潟アカデミア」が
来賓中津市長以下行政教育機関の方、市内企業、干潟の研究実施3大学とほか発表者などまじえ、盛大に開催できました。

全国で数少なくなった”干潟”の生物以外でも、その存在価値を高める研究を公開発表することで、一般に干潟に馴染んでもらおうという趣旨で開催したこのイベントですが、多くの協力のもと、かなり手ごたえを感じた一日でした。

来年のこの時期のアカデミアには、SAVEJAPANプロジェクトとしての数年間の取り組みのパネルなど発表できればと思います。

また来場者への公的枠組みでの保全についてアンケートしたところ、約83%が「そう思う」と回答し、イベントの成果も高かったと感じています。

当日のスケジュール

9:00 開場、受け付け開始
 9:30 開会、主催者挨拶、来賓挨拶、諸注意説明

 9:45 記念講演「今、海で起きていること~プラスチックによる海洋汚染」
      一般社団法人JEAN 事務局長 小島あずさ氏

10:35 研究発表、全体会
      和田太一氏、濱田真悠子氏、鵜崎賢一氏

11:15 アピールタイム
      午後ブース発表者の研究ダイジェスト紹介     

11:45 海の絵コンテスト

(昼食)

13:00 研究発表会(ブース別)
      「生物・水産」「土木・環境」「被服・衣生活」「海ごみ・環境整備」「+1」

15:45 閉会式、お礼
16:00 閉会、解散、片付け

実施内容



一般社団法人JEAN小島さんの海ごみに関する基調講演





大学から研究状況などのプレゼンテーション




お昼休み 中津の海の幸を味わう参加者スタッフ




午後の部 ブース発表


記念撮影

このイベントで得られたこと

一般参加者、来場者に対して、海ごみの問題を筆頭に、ひろく中津干潟全般(漁業や生物、歴史など)にかかわる研究者からの環境に関する提言を与えられ、現状を感じていただけたこと。

実施NPOと大学との連携がすすんだこと。

干潟に関する学術的なストックが増えたことによる、生物保護理解が広まったこと。

参加者の声

  • 雨の中スタッフの人達みなさんのあたたかく出迎えてくれましてうれしいです。小島さんとは前日のワークショップ座談会で親しくしてくれましてわかりやすく話してくれました。発表会ではおもしろいことの発見よく見ていると思いました。又発表が楽しみです。(70代、男性)
  • 世界中で地球温暖化が懸念されている中、個人レベルでの意識向上を図るための素晴らしい取り組みだと思います。(40代、男性)
  • 個人個人の環境問題への手段は違うが、方向性(目的)は同じ。次回は他団体との交流を。(50代、男性)
  • 自分からいろいろなイベントにさんかしてみたいです。(小学校4年生)
  • いきもののことをたくさん質問しておしえてもらったこと。(小学校6年生)

イベント実施結果

参加者数
参加者58名(中学生以上56名、小学生以下2名) 主催者スタッフ
アンケート回答数
14名(中学生以上12名、小学生以下2名)
参加者満足度
66.6%
実施してよかった点
協力いただいた大学間同士の連携やネットワークができたこと。

一般市民へ希少種を含む生物保護への理解がすすんだこと。
実施して苦労した点
会場設営でのブース出展のラインナップをそろえること。
会場のレイアウト構成とサイン表示などの準備。
実施団体事務局の出演者との連絡調整。
参加者確保のための広報。

特に寄付が活きたと感じた点
資料の印刷、
昼食婦人会などによる調理提供(中津特産の魚を基本とした)材料代、
研究発表者への謝金・旅費が助かりました。

メディア掲載

2020年1月8日 大分合同新聞社

主催・共催
主催:特定非営利活動法人水辺に遊ぶ会

   http://mizubeniasobukai.org/

共催:特定非営利活動法人おおいたNPOデザインセンター

   https://oitanpodesign.wixsite.com/ondc
協力・後援等
協力:中津市
   大分大学
   日本文理大学
   水産大学校
   婦人会
   
   認定特定非営利活動法人日本NPOセンター
協賛
損害保険ジャパン株式会社