ビオトープ公開講座 セミの羽化鑑賞会
レポート
当日のスケジュール
9:30 オープニング(集合・あいさつ・注意事項説明)
19:40 「セミの羽化鑑賞会」
20:45 クロージング
・記念撮影
・アンケート回答
21:00 解散
実施内容
前日まで雨が降り続き、天候が心配されましたが、親子18組51名とスタッフ・関係者22名の総勢73名が参加し、青森中央短期大学のビオトープで、セミの羽化鑑賞会を開催しました。
ビオトープをはじめとして、あちらこちらで地中から出てきたセミの幼虫は、羽化するための場所を探します。そして、木の幹や枝などに移動した後、ゆっくりと殻を脱いでいきます。
背中が割れ羽化を始めたセミを見つけると子どもたちから「すごい!殻から出てきている!」と歓声があがりました。
1時間ほどかけて幼虫から脱皮し、羽をひろげる神秘的な光景に皆さん釘付でした。
例年、羽化を観察できるセミは数匹にとどまっていますが、今年は、イベント開始時にはすでに複数のセミが羽化を始めており、イベント中に地中から出てきたセミの幼虫も含めて、たくさんの羽化の様子を観察することができました。
他にも、夜に活発に動くドジョウの様子や、昼よりも動きが鈍いメダカ、カミキリムシ、カマキリの幼虫など、昼とは違う夜のビオトープでたくさんの生きものと触れ合い、「いのち」を感じる大切な機会となりました。
オープニング


「セミの羽化鑑賞会」の様子







このイベントで得られたこと
・在来種「キタノメダカ」の認知度向上に加え、親子で地域の自然に親しむ機会の提供ができた。
・主催側として、コロナ禍であっても従前と同等の自然体験が可能であるという自信を持つことができた。
参加者の声
- 去年より沢山のセミの羽化を見学出来て嬉しかったです。子供たちも大興奮でした。
- とても楽しませていただきました。子供にとって、素晴らしい教育の環境だと思いました。ありがとうございます。
- また参加したいです。ありがとうございました。
- 日中の明るい時間帯のビオトープも見てみたいです。
- 様々な生き物の特徴を知りたいと思った。
イベント実施結果
- 参加者数
- 親子18組(保護者25名、子ども26名) スタッフ22名(青森中央短期大学学生、青森大学学生、青森中央短期大学教職員、青森中央短期大学附属第一幼稚園教諭、あおもりNPOサポートセンター)
- アンケート回答数
- 22名(親子・ボランティア学生)
- 参加者満足度
- 100%
- 実施してよかった点
・例年にない数の羽化を観察することができて、イベントの時期設定が奏功した。
・「日中のビオトープも見たい」といった声を複数いただき、本イベントを通じて本学の取り組みに興味を持っていただけたと感じた。
・今年は市内だけでなく、遠方の市町村在住の親子からもお申込みがあった。チラシの配布先の選定や申込の方法の工夫が応募につながったものと思われる。認知度向上が図れたと思う。- 実施して苦労した点
・県内の新型コロナウイルス感染症流行急拡大に伴い、当日2組のキャンセルがあった。第1弾のイベント同様、設定した定員に対する申込受付数の調整が難しかった。
・第1弾のイベント同様、コロナ禍前と同程度の規模でのイベント実施に踏み切ったが、屋外におけるマスク着用の緩和措置が発表されたこともあって、感染対策としてどこまでマスク着用を求めればよいのか、判断が難しかった。熱中症リスクもあるため、マスクの着脱を個人の判断にゆだねたが、一部の参加者からマスクを外している人への指摘の声が聞かれ、屋外イベントにおける感染対策と参加者の価値観の相違への対応に難しさを感じた。- 特に寄付が活きたと感じた点
・ご寄付により、例年行っている外来種の撤去作業に加え、ビオトープの水流を増強する工事を実施することができた。これにより、アオミドロなどが滞留しにくい水辺となって、より子どもたちが生き物を観察しやすい環境を提供することができた。
・ご寄付により、チラシを従来よりも多く制作できたため、市外の公共施設へのチラシの送付が可能となり、遠方からの参加者獲得につながった。
- 主催・共催
青森中央短期大学・附属幼稚園ビオトーププロジェクト
認定特定非営利活動法人あおもりNPOサポートセンター- 協力・後援等
- 協力:認定特定非営利活動法人日本NPOセンター
後援:青森県、青森市 - 協賛
- 損害保険ジャパン株式会社