SAVE JAPAN プロジェクト 2021-2022

レポート

ウミガメがやってくるビーチを守ろう ビーチクリーンアップ大作戦!in室戸市

2022年05月21日(土)実施
  • ほにゅう類
  • 市街地・公園

レポート

高知県は国内有数のウミガメの上陸、産卵地の一つです。

流れ着いたごみの種類や数量を調べるビーチクリーンアップ活動を通じて、プラごみの海洋流出や、それがウミガメなどの海洋生物へ与える影響などについて考えてみました。

また、漁師の松尾拓哉さんから室戸の海の中の様子や深海生物についてお話いただくことで、ウミガメや海の生きものが住みやすい場所にするために私たちができることはどんなことなのか、生活スタイルを見直す機会となりました。

当日のスケジュール

08:20 集合:送迎バス利用者(高知県民文化ホール前)
08:30 送迎バス出発
10:50 集合:現地集合参加者/送迎バス到着

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09:50 受付
11:00 開会
11:10 クリーンアップの話と調査方法の説明
11:50 ビーチクリーンアップ
12:30 昼食&ジオパークセンター見学
13:20 室戸の深海魚ふれあいコーナー
13:40 調査結果発表
14:00 室戸の生きものの話
14:50 閉会
15:00 終了:現地集合参加者解散/送迎バス出発

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17:30 解散:送迎バス利用者(高知県民文化ホール前)

実施内容

【午前のプログラム】
●ビーチクリーンアップの話
講師:NPO法人環境の杜こうち


●ビーチクリーンアップの調査方法を説明



●家族・グループ単位でゴミの種類と個数をチェック





【午後のプログラム】
●室戸の深海魚ふれあいコーナー
室戸の漁師 松尾さんが捕ったオオグソクムシやオオコシオリエビなどの深海魚とのふれあいコーナーで大人も子どもも楽しみました。





●室戸の生きものの話
講師:室戸の漁師 松尾拓哉さん




●調査結果



●集合写真


このイベントで得られたこと

・ごみが海洋生物に与える影響を知ることができた。

・環境に対する行動変容があった。

 *イベント参加後1ヶ月後に行動変容調査を行った結果

[調査期間] 6月20日~7月4日
[調査数]  8家族(20名)
[回答数]  12名(60%)

1)イベント参加の前と後で自身の行動や考えに変化がありましたか。

  あった(83.3%)
  今までと同じ(16.7%)

2)イベント前からやっていたが、さらにやるようになったこと。(複数回答可)

  1位:エコバックを持って買い物に行く(83.3%)
  2位:ごみの分別をする(58.3%)
  3位:道などに落ちているごみを拾う(41.7%)
      マイボトルを使う(41.7%)

3)イベント前にはやっていなかったが、やるようになったこと(複数回答可)

  1位:海ごみについて家族や友達等と話をする(75%)

4)海ごみを減らすためや海の生きものを守るために行動したことがあれば教えてください。

・環境学習で小学生に海ごみの影響について話をした。
・海ごみに関して、関心をもちアンテナを張るようになった。
・釣りに行ったときに、以前からゴミを残さないように気をつけていたが、自分のものでないゴミも拾って捨てるように意識するようになった。
・出かける際に風で飛んでゴミとなりそうなものは極力別のもので代用するよう心がけるようになった。(食事時のサランラップなど)また行動には当てはまらないかもしれないが、生活する上でゴミとなるものについて考えた。ゴミを拾う以前に生活を改めることが根本解決に繋がると思った。
・干潟の生物調査に参加した。
・学校の活動でゴミ拾いをした。

参加者の声

  • ごみなど環境問題について考えるいい機会になった。子どもも生きものに触れながら学習できて良かった。(40代)
  • 今回参加した高知県室戸市の海岸ではごみの量が多く、硬質プラスチックや発泡スチロール等の破片、漁具が目立った。破片になると回収が困難になるため、ごみを海域に出さないことが大事であると痛感した。(40代)
  • 高知市中心部に比べて、漂着ごみの量が多いこと、その中でも漁具が多いことが印象に残った。また、主催団体担当者からの室内学習で、海岸ごみにより影響を受けている生きものの様子などが紹介され、人間では簡単に外すことができても生きものによっては抜け出せないプラスチック製のリングなど、思いもよらないところに影響があることが印象に残った。(40代)
  • 室戸市の海岸には、多くの漁具が打ち上げられていた。特に海外製(アジア圏)のものが多かったことが印象的であった。製品の使われていた使用用途を知ることは、ごみを減らす対策をとるうえで重要であるということを学んだ。(30代)
  • オオグソクムシやごみの事をよく知れてよかった。いろんな生きものを知り、深海のことや未発見が知れて勉強になった。時間があればまた来たい。(小学6年)

イベント実施結果

参加者数
20名(大人14名、子ども6名)
アンケート回答数
19名
参加者満足度
78.6%
実施してよかった点

・東部地域で環境問題に取り組んでいるNPOに当日スタッフとして関わってもらえた。また、室戸ジオパークセンターの全面協力のもと実施することができ、今後に繋がる関係性を構築できた。

・自分たちが出している生活ごみから環境について考える機会となった。

・イベント実施にあたり、高知県や土木事務所とのつながりができた。

実施して苦労した点
当日は雨天のため、屋内での環境学習をメインにし、雨が止んだ30分程度ビーチクリーンアップを実施した。午後のプログラムは屋内イベントであったため問題はなかったが、メインのビーチクリーンアップが不完全燃焼であったため、参加者はごみをもう少し拾いたかったという声が多く聞かれた。参加者の満足度を高める雨天時のプログラム構成が難しい。
特に寄付が活きたと感じた点

・コロナ禍で団体の活動が縮小されている中で、親子で一緒に活動できる機会を提供できたこと。

・学校の授業ではできない内容を提供できたこと。

・事業に協力してもらうことにより、東部地域で活動している団体との繋がりが生まれたこと。

主催・共催

NPO法人環境の杜こうち

認定NPO法人NPO高知市民会議

協力・後援等

◆協力
認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター

◆後援
高知市教育委員会

協賛
損害保険ジャパン株式会社