SAVE JAPAN プロジェクト 2021-2022

時間・環境・⽣物、全てが⾃分と繋がっていることを体感、想像し、未来の⽣物多様性維持のため⾃分ができる次の一歩へと繋げる。

活動内容

サカナへんに「時」と書いて「ハス」と呼ばれるコイ科の淡水魚がいます。
その昔、福井県の若狭湾に面する三方五湖と周囲の川では、多くのハスが生息し、湖に流れ込む一番大きな川では、夏の産卵期になると遡上するハスで川面が盛り上がるほどで、川の名前も「はす川」と呼ばれています。
でも、それも今は昔。
1993年を最後に、この周辺でハスは確認されなくなり、今では“まぼろしの魚”となってしまいました。

いったい、何が原因でハスたちは姿を消してしまったのだろう…
そこに、ここ何十年間の人間の生活や文化の変化が関係しているのだろうか…

ハスが、その名前に刻む「時」を、シリーズの「体験」と「想像力」でさかのぼりながら、現在と過去…そして未来を繋ぎ、また、海と川と山の関係性を体感しながら、縄文からつながる地域の自然と文化(民俗)を考えます。

現地で活動する漁師の方や研究者の皆さんの生の声にも耳を傾け、今、自分たち(=生物圏全て)が直面する危機を感じつつ、自分が“変わる”ことで未来がどう変わるのかを想像しながら、まぼろしの魚「ハス」を探索する時空を超える旅に出かけましょう!

一般社団法人環境文化研究所 Youtubeチャンネルもぜひご覧ください!
 リンクで見られない方はこちらから⇒
https://www.youtube.com/@ecri7315

対象となる希少生物種

ハス(コイ科)・イチモンジタナゴ・イトヨ・タモロコ等の魚類

実施団体プロフィール

一般社団法人 環境⽂化研究所

⾃然環境、⺠俗⽂化、伝統技術などを後世に繋ぎ、持続可能な社会を実現するため、専⾨性と豊かな個性を有する研究員が蓄積している多様な経験や知識を活かし、企業・⾏政および専⾨家等による連携活動に参画し、地域発展を⽀援する活動とともに、地域の暮らしや体験を通じて、⾃然の恵みを巧みに活⽤する技術と知恵を⾝に着けた⼈材を育成し、持続可能な社会の実現を⽬指す価値観の醸成を図ること、および、地域の⾃然資源や⼈⽂資源などの地域資源を活かした産業を育成し、雇⽤を創出することで環境保全および地域振興に寄与することを⽬的としています。

一般社団法人 環境⽂化研究所

〒915-0082
福井県越前市国⾼2丁⽬324番地7
0778-25-6051
ecri@geology.co.jp

認定特定非営利活動法人 さばえNPOサポート

1985年に鯖江で開催された「世界体操選⼿権」から、鯖江の市⺠活動は活発になりました。
その活動拠点となった「市⺠活動交流センター」で“お⼿伝い役”として⽣まれたのが、さばえNPO サポートです。⾊々な視点・⽴場の⼈や団体を“つなげる”こと、市⺠主体の『まちづくり』を⾏うことで、より良い地域を創り出そうと、影になり⽇向になって様々な活動を展開しています。

認定特定非営利活動法人 さばえNPOサポート

〒916-0024
福井県鯖江市⻑泉寺町1丁⽬9-20
0778-54-7055
savejp@sabae-npo.org

一般社団法人 SwitchSwitch

私たちは,人と自然のよい関係づくりを目指して、市民、行政、専門家など多様な主体との連携により、 里山資源を守り活かすことによって,持続可能な地域社会の形成に寄与することを目的として活動しています。 地域の産物を活かしたカフェの運営や商品開発、三方五湖の湖面や周辺の自然環境を活かしたカヤックツアー、 また漁業者と連携した伝統漁法ツアーなどを行っています。

一般社団法人 SwitchSwitch

〒919-1331 
福井県三方上中郡若狭町鳥浜123-9-2 
050-7107-9777
contact.swiswi@gmail.com

認定特定非営利活動法人 森林楽校・森んこ(シンリンガッコウ モリンコ)

小さな集落で「OISAKO里山カルチャーガーデン」を運営しています。通年でピザ焼きや染め物体験やお米作りなど、自然・野外体験などの講座やイベントを開催しています。また、鹿肉のジビエ料理の古民家カフェや一軒貸しのゲストハウスなどの営業もしています。只今、体験活動ができる、カマドや囲炉裏のあるかやぶき民家の改修に奮闘中です。

認定特定非営利活動法人 森林楽校・森んこ(シンリンガッコウ モリンコ)

〒917-0375 
福井県大飯郡おおい名田庄納田終57-4
0770-59-1135
npomorinko@gmail.com