蝶の観察と茗荷の収穫体験
レポート
JR小松駅から20分程のところにある小松市上麦口町
今年で3年目を迎えた。蝶が舞う里山づくりの取り組み
蝶の食草を植え付けと茗荷の収穫を行いました。
フジバカマ、ウマノスズクサ、カンアオイの食草に蝶が来てくれるのか?
また、茗荷をみんなで収穫し里山の恵みをいただきました
当日のスケジュール
★当日タイムスケジュール
08:30 受付開始
09:00 集合挨拶
フィールドワーク
蝶の観察
和ハーブ観察と茗荷の収穫
11:30 作業終了
12:00 アンケート、昼食弁当
13:00 終了
実施内容
この日は26名の方にご参加いただき、
スタッフを加えた総勢32名で活動を行いました。
最初に上麦口町公民館で、茗荷の里ままくち、
こまつNPOセンター、損保ジャパンの方の挨拶のあと、
活動についての説明と茗荷を含めた和ハーブのお話を聞いていただきました。
まずは、蝶の観察なのですが…。
結局、アサギマダラ、ギフチョウ、ジャコウアゲハは確認できずでした。残念でした
ですが、去年も居たモンキアゲハなど数種類の蝶は見ることができました
食草を植えたことがこの蝶たちが多く見えるようになったと信じたいところです。
後半は茗荷の収穫です。
4月のイベント時に植え付けした場所と里山へ自生している茗荷も含めて、
参加者の皆さんは収穫を楽しまれました。こういう事業を行うことで里山に入り、
自然に思いを馳せるのは日常にはない体験であるという声もいただきました。
若干時間が余ったので、公民館に戻る工程の中に町内散策の時間を取りました
7月の防災の話も織り交ぜながら上麦口町の紹介をしました
このイベントで得られたこと
・蝶が里山に戻ってもらうための取り組みを通じて身近な自然のことを改めて学ぶことができた
・参加者に里山に足を踏み入れてもらい、自然が身近な存在であることを思い出してもらえました。
・これまで上麦口町を知らなかった小松市民の方、市外の方に存在を知ってもらうことができ訪問してもらえた。
参加者の声
- 地域の活動を知りながら、環境や防災のことを学ぶことが出来た。(40代)
- イベントを通して、色々と教えていただいて、子供達が里山に興味を持ってくれました。(40代)
- 町内の山が和ハーブであふれたすばらしい所だと初めて実感しました。(50代)
- 自然の変化に向き合った活動や、地域を守る活動がすばらしいと思いました。(50代)
- みょうがのおおきいのをとれたことといろんなしょくぶつをとったこと。
イベント実施結果
- 参加者数
- 26
- アンケート回答数
- 26
- 参加者満足度
- 77%
- 実施してよかった点
3年間の活動で、蝶の飛来自体はイベント中にはなかったものの、全体の事業を通じて、里山の自然の大切さ、防災の意識の高まりを感じることができました
- 実施して苦労した点
茗荷の里ままくちと(特)こまつNPOセンターと、さらに蝶のことにアドバイスをいただいた(一財)こまつ里山SDGs倶楽部さん、3団体で調整にしながら取り組んだ点、結果思う蝶が来なかった点が非常に残念で苦労しました
- 特に寄付が活きたと感じた点
SNSによる有料広告を活用でき、これまで上麦口町を知らなかった方にもこの取り組みを通じ情報を届けることができ、参加してもらえました。
メディア掲載
北國新聞社 (2025.9.23)
- 主催・共催
・主催:茗荷の里ままくち
・共催:NPO法人こまつNPOセンター- 協力・後援等
・協力:小松市上麦口町
・協力:(一財)こまつ里山SDGs倶楽部
・協力:認定NPO法人日本NPOセンター- 協賛
- 損害保険ジャパン株式会社