「野依新池」ベッコウトンボの保全作業
2024年11月17日(日)実施
レポート
一般参加者とスタッフ計15名での作業でした。
少数ながらも作業経験者も多くチームワークの良さをみせて
なんとか時間内にヨシを刈り上げ池の中がきれいになりました。
高校生1名の参加も喜ばれました。
春に多くのベッコウトンボが現れ、ここで繁殖活動をしてくれたらと思います。
当日のスケジュール
08:45 野依集会場に駐車し集合
野依新池に移動
09:00 作業前の諸注意説明、作業開始
12:00 昼食休憩、尾無の湿地の自然共生サイト登録説明
13:00 作業再開
15:00 作業終了、アンケート記入、記念撮影、片付け、解散
実施内容
池に入り、ヨシの根を刈る作業
池の中にトンボが飛ぶ緩衝帯をつくる。刈った根をトレイで引き上げる
休憩中の様子。右奥が自然共生サイト登録地「尾無の湿地」
このイベントで得られたこと
・参加者にベッコウトンボが棲む環境の状態を知っていただき、保全の必要性を知っていただけた
・参加者の約80%のい方が、中津干潟や野依新池周辺の「自然共生サイト」登録の理解が得られた
参加者の声
- 若い世代の方が参加するのは良いと思う(30代、会社員)
- もう少し人数がいた方が良い(60代、無職)
- (ヨシ刈り作業をして)レンコンを収穫するのは難しいと思った(20代、学生)
- ベッコウトンボのためにと思い作業したが、なかなかきつい作業でした。でも満足しています(50代、会社員)
イベント実施結果
- 参加者数
- 15名
一般参加者10名
スタッフ 5名 - アンケート回答数
- 9名(中学生以上9名)
- 参加者満足度
- 78%
- 実施してよかった点
・池の清掃ができた
・隣接の「尾無の湿地」(自然共生サイト登録地)とあわせ環境保全、生物多様性保護の機運づくりができたこと
- 実施して苦労した点
・この時期の参加者を集めること(地域行事や団体の行事が多く)
・保全作業の機械化ができないこと
- 特に寄付が活きたと感じた点
・道具類の購入(ロープ、ゴム手袋、トレイなど)
・参加者へのお弁当、お茶の提供
- 主催・共催
主催 特定非営利活動法人水辺に遊ぶ会
共催 野依地区
特定非営利活動法人おおいたNPOデザインセンター
- 協力・後援等
協力 認定特定非営利活動法人日本NPOセンター
- 協賛
- 損害保険ジャパン株式会社