蝶が舞う未来へ!自然に優しい里山をみんなで育もう_第2回
レポート
今回は、オオムラサキ研究家の蝶たろう先生による座学でした。オオムラサキの羽化を毎年千頭以上されていますが、その裏には、
地道な努力があることを話してくれまして、子どもたちにも苦労が分かったと思います。
オオムラサキの羽化を通して、子どもたちに以下を訴えました。
◎あきらめないこと
◎続けること
◎助け合うこと
◎自分を信じること
◎好きなこと、一生懸命すること
子どもたちにも響いたと思いましたので、総括の欄で記載しました。
当日のスケジュール
13時30分 蝶たろう先生から蝶についての学習
15時30分 蝶たろう先生への質問、懇談会
実施内容
このイベントで得られたこと
今回は蝶たろう先生は、オオムラサキの生態について、詳しく丁寧に説明していただきました。子どもたちには分かりやすく環境保全と飼育についても話され、環境が変わると、羽化、飼育も難しくなること、オオムラサキのさらなる研究、調査などを地道に進めていくしかないことを語ってくれました。
参加者の声
- 蝶たろう先生のお話が面白くて子どもたちも引き込まれていました。蝶の命を育む力に感動しました。ありがとうございました(30代 女性)
- 今回は棚田での活動ではなくて、蝶たろう先生のお話ということで、子どもも楽しみにしていました。オオムラサキの生態がとってもよく分かりました(30代 男性)
- オオムラサキを千頭以上ふ化させていると聞いてびっくりしました。ふ化のための細かい丁寧な作業に感心しました( 40代 女性)
- 小学校でも出張でお話をされるとおっしゃってましたので、子どもが通っている小学校にも来てほしいです。教室でオオムラサキを放している光景を想像するだけでもワクワクします(30代 女性)
- 次回の冬眠明けの蝶が見れたらいいねって子どもと話しながら、先生の話を聞いていました(40代 女性)
イベント実施結果
- 参加者数
- 保護者 6名
幼稚園 2名
小学校 7名
中学校 2名
スタッフ 4名
合計 21名 - アンケート回答数
- 中学生 2名
小学生以下 9名
合計 11名 - 参加者満足度
- 73%
- 実施してよかった点
蝶の話をいろんな角度から話をしてくれました。特にオオムラサキの研究家でもある蝶たろうさんは、オオムラサキの生態について、丁寧にわかりやすく話をしてくれました。
成虫が食べる樹液にカルピスが使われることを知って驚きました。
年1回だけ羽化するオオムラサキの羽化に向けての細かい作業を一人でこなしている事には、子どもたちも感心していました。羽化に向けての並大抵でない努力について知ることが出来てよかったです。
- 実施して苦労した点
今回は、蝶についてのお話を蝶たろう先生にお願いしました。約2時間、子どもたちを飽きさせないように話題を提供するということで苦労されました。
- 特に寄付が活きたと感じた点
今回の講師が2時間の子ども対象の講座を引き受けていただいて、講演の内容にいろいろと工夫していただきました。その報償として謝金の支払いが出来てよかったです。
- 主催・共催
主催:認定NPO法人わかやまNPOセンター
共催:紀美野町自然環境ネットワーク
きみのちょうちょ研究所
NPO法人わかやま環境ネットワーク
小川地域棚田振興協議会
- 協力・後援等
協力:認定NPO法人日本NPOセンター
後援:和歌山県 和歌山県教育委員会
紀美野町 紀美野町教育委員会
- 協賛
- 損害保険ジャパン株式会社