[青森]青森県ふるさとづくりプラットフォーム機構 サンショウウオが棲む森の大切な命たちを見つけよう!守ろう!
夜の森を体験しよう!
■プログラム実施日
平成 24 年8月 18 日 18 時?20 時
■プログラム概要
この日のプログラムは「夜の森を楽しむ」。少し薄暗くなりかけた午後6 時からスタートしました。最初に、ゴスベルをアカペラで歌ってもらい、夜 の森を楽しむ前奏曲としました。声量のあるセミプロの2人の歌に合わせて、 参加者も一緒に歌い、森の闇を迎えました。次に、フクロウの研究者で写真家 の方に夜の森について語ってもらい、午後 7 時半いよいよ参加者全員で 森の中へ歩を進めました。森の中の倒木に腰をおろし、真っ暗闇に目と耳をこ らすとホタル!
草むらの中に小さな光がいくつも見ることができ、参加 者から歓声があがりました。
■写真
【ゴスペルを歌う・聴く】 【ゴスペルを歌う・聴く】
【ゴスペルを聴く】 【ゴスペルを歌う】
【ゴスペルを歌う・聴く】 【夜の森を解説】
■実施結果
参加者数 28名(途中参加者や途中退場者を含む)
アンケート回答数 25
満足度指数 87%
■参加者感想
・歌を歌う人の声が高くて面白かった
・虫の鳴き声と自然の関係をあらためて認識し自分もその一部と感じた
・夜の森の澄んだ空気、川の音、蛍のやさしい光に感動
・暗闇の中で心を寄せ合って自然の命と同じ呼吸をしている体験をした
・夜の森の静けさと野性の蛍を初めて見て感動
■苦労した点
夜の開催につき、照明をいくつか用意しました。当然ながら様々な虫が大量に飛び交うことを想定して、虫除けスプレー、殺虫スプレー、かゆみ止め など相当数準備しました。予想通りの展開で、歌や講演の最中も、参加者同士 でスプレーを掛け合い、スタッフも照明の位置を変えながら、虫対策を講じました。
■良かった点
何よりも、参加者全員が夜の森に入ることは初めての経験で、暗闇の中で過ごした小1時間は大好評でした。特に、蛍との出会いはインパクトが あり、ここの地域の古老に聞いたが、蛍の存在は知らなかったといいます。蛍 の発見も大収穫でした。
■寄付の活かされ方
夜の森に入るため、懐中電灯を参加者数の半分ほどの数を購入し、2人1組で闇を歩いてもらうことができました。また、電気のないエリアなので、 中古の発電機を購入し、音響装置や照明機材をいかすことができました。